バッファローがTeraStation4シリーズをキキNaviに対応、Windows Server IoT搭載モデルのリモート管理が可能に
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記事の要約
- バッファローが法人向けNAS「TeraStation」4シリーズをキキNaviに対応
- Windows Server IoT for Storage搭載モデルがリモート設定機能に対応
- ファームウェアVer.4.10以降で利用可能に
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バッファローがWindows搭載TeraStationのリモート管理機能を強化
株式会社バッファローは2025年3月26日、Windows Server IoT for Storage搭載の法人向けNAS「TeraStation」4シリーズについて、リモート管理サービス「キキNavi」のリモート設定機能への対応を発表した。対象製品のファームウェアをVer.4.10以降にアップデートすることで、遠隔地からNASの設定変更が可能になる機能を無料で利用できるようになった。[1]
対象となる製品は、Windows Server IoT 2022 for Storage搭載のWS5020N2シリーズとWSH5020N2シリーズ、Windows Server IoT 2019 for Storage搭載のWS5020N9シリーズとWSH5020N9シリーズの計4シリーズとなる。キキNaviのリモート設定機能により、現地訪問なしでユーザー追加やアクセス権限変更、共有フォルダー設定などの操作が可能になった。
キキNaviでは登録されたユーザーごとに監視・簡易操作・リモート設定といった権限を設定できるため、複数人での機器管理が実現可能となっている。リモート設定機能は株式会社デジオンが開発したDiXiMの技術を採用しており、HTTPS通信環境があれば特別なネットワーク設定なしで利用できる。
TeraStationのリモート管理機能まとめ
WS5020N2/WSH5020N2 | WS5020N9/WSH5020N9 | |
---|---|---|
OS | Windows Server IoT 2022 for Storage | Windows Server IoT 2019 for Storage |
必要ファームウェア | Ver.4.10以降 | Ver.4.10以降 |
主な機能 | ユーザー追加/権限変更/フォルダー設定 | ユーザー追加/権限変更/フォルダー設定 |
通信要件 | HTTPS通信環境 | HTTPS通信環境 |
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リモート管理サービスについて
リモート管理サービスとは、インターネット経由で遠隔地にある機器の管理や設定変更を可能にするシステムのことである。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- インターネット経由での遠隔操作が可能
- 特別なネットワーク設定が不要
- 複数管理者での運用に対応
バッファローのキキNaviは、NASや法人ルーター、アクセスポイント、スマートスイッチなどの機器を一元管理できるリモート管理サービスだ。2要素認証機能にも対応しており、セキュリティを確保しながら遠隔地からの機器管理を実現することが可能になっている。
TeraStationのリモート管理機能に関する考察
TeraStationのリモート設定機能対応により、IT管理者の業務効率が大幅に向上することが期待される。特に複数拠点でNASを運用している企業にとって、現地訪問なしで設定変更や権限管理が可能になることは、運用コストの削減と迅速な対応の実現につながるだろう。
今後の課題として、より高度なリモート管理機能の実装やセキュリティ強化が考えられる。特にランサムウェア対策やバックアップ機能の拡充など、データ保護に関する機能の強化が重要になってくるはずだ。デジオンのDiXiM技術を活用した新機能の追加にも期待が高まる。
将来的には、AI技術を活用した予防保守機能の実装や、クラウドサービスとの連携強化が望まれる。TeraStationのリモート管理機能は、今後のDXを推進する上で重要な役割を果たすことになるだろう。
参考サイト
- ^ BUFFALO. 「【IT管理者の負担軽減】Windows OS搭載モデルの法人向けNASがリモート設定機能に対応 | バッファロー」. https://www.buffalo.jp/press/detail/20250326-01.html, (参照 25-03-28). 3358
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