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TOPPANが投影用自動同時通訳システム「LiveTra」を発表、大阪・関西万博での活用を見据えた多言語コミュニケーションツールの提供開始

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

TOPPANが投影用自動同時通訳システム「LiveTra」を発表、大阪・関西万博での活用を見据えた多言語コミュニケーションツールの提供開始

PR TIMES より


記事の要約

  • TOPPANが投影用自動同時通訳システム「LiveTra」を発表
  • 大阪・関西万博のセミナーやシンポジウムで利用予定のシステムを製品化
  • 6言語対応でスタンドアローン方式を採用し、様々な投影方式に対応

TOPPANの投影用自動同時通訳システム「LiveTra」が多言語コミュニケーションを革新

TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN株式会社は、プレゼンテーションにおける話者の言葉を同時通訳し、様々な機器で字幕投影が可能な投影用自動同時通訳システム「LiveTra」を2025年4月14日より提供開始した。本システムは総務省の委託研究「多言語翻訳技術の高度化に関する研究開発」の成果を活用し、大阪・関西万博でのセミナーやシンポジウムでの利用を見据えて開発されている。[1]

LiveTraはAI技術を活用して話者の発話内容を自動的に同時通訳し、スクリーンやディスプレイにタイムラグなく字幕表示することが可能となっている。スタンドアローン方式を採用することで、電波の届かない場所や電波が不安定な場所でも利用できる上、秘匿性の高い会議での使用にも対応することができるだろう。

本システムは日本語から英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、フランス語の計6言語に対応しており、フォントサイズや行間、余白、スクロール速度などの調整機能を搭載している。音声認識の精度向上のため、通訳編集機能も実装され、発話中にPCでの確認・修正が可能となっているのだ。

LiveTraの主な機能まとめ

項目 詳細
提供開始日 2025年4月14日
対応言語 日本語、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、フランス語の計6言語
動作方式 スタンドアローン方式(ネットワーク接続不要)
主な機能 フォントサイズ調整、行間調整、余白調整、スクロール速度調整、通訳編集機能
価格 120万円(税込)/初年度
LiveTraの詳細はこちら

自動同時通訳について

自動同時通訳とは、AIが話者の発話をリアルタイムで認識し、他の言語に翻訳して出力する技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 人手による区切りが不要で、自動で翻訳単位を判断して処理
  • タイムラグを最小限に抑えた翻訳が可能
  • 複数言語への同時翻訳に対応

自動同時通訳技術は、TOPPANが2020年より総務省の委託研究で開発を進めてきた成果である。SEMICON Japan 2023やJapan MICE EXPO 2024などでの実証実験を重ね、会議用自動同時通訳サービス「MeeTra」の提供開始を経て、さらなる進化を遂げた技術として実用化されている。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「TOPPAN、投影用自動同時通訳システム「LiveTra™」の提供を開始 | TOPPANホールディングス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001648.000033034.html, (参照 25-04-16).
  2. 2760
  3. 総務省. https://www.soumu.go.jp/

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