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公開：2025-04-22

FCEがRPAロボパットDXにAIオプションを追加、非定型業務の自動化領域を拡大へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• FCEがRPAロボパットDXにAIオプションを順次リリース
• 非定型業務の自動化領域を拡大し収益基盤を強化
• AI文字入力アシストやAI作成アシストなどの新機能を展開

FCEのRPAロボパットDXがAI機能を強化

株式会社FCEは2025年4月18日、RPAツール「RPAロボパットDX」において、AIを活用した新機能「AIオプション」を順次リリースすることを発表した。RPAロボパットDXは専門知識不要で現場主導の運用が可能なRPAツールとして、2025年1月末時点で累計1,600社以上に導入されている実績を持つ。^[1]

AIオプションの第一弾として提供される「AI文字入力アシスト」は、請求書や履歴書、図面など統一されていないレイアウトのデータから必要な情報を自動抽出し、各種システムへの入力業務を自動化する機能となっている。第二弾として、RPA初心者でも短時間で自動化を実現可能にする「AI作成アシスト」の提供も予定されている。

FCEはAIオプションの提供により、既存顧客へのアップセル・クロスセル機会の創出と新規顧客の開拓を目指している。DXと教育研修を軸とした事業展開において、AI領域への積極投資を通じて継続的なプロダクト価値の向上と企業価値の最大化を図っていくとのことだ。

RPAロボパットDXのAI機能まとめ

RPAロボパットDXの詳細はこちら

RPAについて

RPAとは「Robotic Process Automation」の略称で、ソフトウェアロボットによる業務プロセスの自動化技術のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 定型的なPC操作を自動化し業務効率を向上
• 人的ミスを削減し業務品質を向上
• 24時間365日の継続的な業務実行が可能

RPAロボパットDXは、ITreview Best Software in Japan 2023において約7,300製品中から第1位を獲得し、BOXIL SaaS AWARD 2025ではRPA部門で4年連続1位を受賞するなど高い評価を得ている。プログラミング知識不要で簡単にロボットを作成できる点や、手厚いサポート体制が特徴として挙げられている。

RPAロボパットDXのAIオプションに関する考察

RPAロボパットDXへのAIオプション追加は、人手不足と生産性向上が課題となっている日本企業のニーズに応える重要な進展となっている。従来のRPAでは対応が難しかった非定型業務への対応が可能になることで、企業の業務効率化の選択肢が大幅に広がることが期待できるだろう。

一方で、AIを活用した業務自動化においては、データの品質管理や精度の維持が重要な課題となる可能性がある。AIの判断ミスによる業務への影響を最小限に抑えるための仕組みづくりや、ユーザー企業側での適切な運用体制の構築が必要となってくるだろう。

今後はAI機能のさらなる拡充とともに、ユーザー企業の業務特性に応じたカスタマイズ性の向上が望まれる。特に中小企業向けに、導入や運用のコストを抑えながら効果的にAI機能を活用できる仕組みの提供が期待されるところだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「FCEのRPAツール「RPAロボパットDX」がAI機能を搭載！拡大するAI需要を取り込み、成長加速 | 株式会社FCEのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000311.000029370.html, (参照 25-04-22).
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