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公開：2025-05-11

ATOMicaがknotPLACEに無人受付機能を実装、スマートロックとクレジットカード決済で利便性が向上

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ATOMicaがknotPLACEで無人受付機能をリリース
• スマホでの予約とクレジットカード決済が可能に
• ビットキー社のスマートロックで直接入室可能

全国121施設導入のknotPLACEが無人受付に対応

株式会社ATOMicaは、コワーキングスペースの受付・管理ツール「knotPLACE」において、完全非対面での受付を実現する新機能を2025年5月9日にリリースした。利用者はスマートフォンでスペースと時間帯の選択、クレジットカード決済を行うことができ、ビットキー社のスマートロックを利用することで受付を介さずに直接入室が可能になった。^[1]

コワーキングスペースのドロップイン利用者向けに、各拠点で設定された時間パックの選択と決済がスマートフォンで完結できるようになり、決済完了後はスマートロックの解錠情報が自動表示され、利用者自身の操作で入室できる仕組みが整備された。運営者はリアルタイムで利用状況を把握することが可能となり、業務効率の向上が期待できるだろう。

ATOMicaが開発したknotPLACEは、施設運営業務を効率化し、コミュニティマネージャーが利用者との関係構築に注力できる環境を提供するSaaSとして、全国約121施設に導入されている。新機能の追加により、有人対応が難しい時間帯や無人拠点においても、柔軟かつ安全な受付運用が実現できるようになった。

knotPLACEの新機能まとめ

knotPLACEの詳細はこちら

ドロップインについて

ドロップインとは、コワーキングスペースなどのワークスペースにおいて、時間単位や日単位で一時的に利用できるシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 事前予約なしで気軽に利用可能
• 時間単位や日単位での柔軟な利用形態
• 一時的な作業場所として効率的に活用可能

knotPLACEの新機能により、ドロップイン利用者は時間パックを選択してクレジットカード決済を行い、スマートロックで入室することが可能になった。従来の有人受付に比べて手続きが簡素化され、利用者の利便性が向上している。運営者側も入退室管理の手間が軽減され、業務効率化につながっている。

knotPLACEの無人受付機能に関する考察

knotPLACEの無人受付機能は、コワーキングスペース運営における人材リソースの最適化と24時間利用への対応を可能にする画期的なソリューションとなっている。特にスマートフォンでの予約から決済、入室までの一連の流れがシームレスに完結する点は、利用者と運営者双方にとって大きなメリットとなるだろう。

一方で、無人運営によるセキュリティリスクや緊急時の対応など、新たな課題も想定される。施設内のセキュリティカメラの設置や緊急連絡体制の整備、利用規約の明確化など、安全性を担保するための追加的な対策が必要になってくるだろう。

今後は AIによる不正利用の検知や、他の施設管理システムとの連携強化など、より高度な機能の実装が期待される。同時に、コミュニティ形成支援といったknotPLACEの特徴を活かしながら、無人運営と対面サービスのベストミックスを実現することで、さらなる価値提供が可能になるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「全国121施設導入中の多拠点型運営ツールknotPLACE、無人受付に対応 | 株式会社ATOMicaのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000114.000045593.html, (参照 25-05-11).
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