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公開：2025-05-14

Liquid社、外国人材採用サイト「NINJA」に不法就労防止システム「GPASS」を提供開始

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Liquid社が外国人材採用サイト「NINJA」に不法就労防止システム「GPASS」を提供
• 「GPASS」はeKYC技術で在留資格確認を行い、偽造検知率100％を実現
• 不法就労助長罪の厳罰化に対応し、安全な外国人材採用を支援

外国人材採用サイト「NINJA」に不法就労防止システム「GPASS」導入

株式会社Liquidは2025年5月13日、株式会社グローバルパワーが運営する外国人材採用サイト「NINJA」に、外国人就労管理システム「GPASS」を提供開始したと発表した。これは外国人特化の求人サイトにおける「GPASS」の初導入事例となるのだ。

「GPASS」は、登録する外国人労働者の本人確認と在留資格の継続確認を行う。これにより、求人企業は在留資格が確認された信頼性の高い候補者とのマッチングが可能になる。 「NINJA」に登録する外国人ユーザーは、「GPASS」を通じて在留カードによる本人確認と在留資格の確認を行う仕組みだ。

「GPASS」は、業界トップシェアのオンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」の技術を活用し、在留カードの真贋判定（偽造検知100%）や失効状況の継続照会を実施する。在留カードの有効期限、在留資格、資格外活動許可、失効情報照会結果などの就労資格情報が現在も有効であるかを継続的に確認できるのだ。確認が完了したユーザーには、「NINJA」上で“GPASS確認済みバッジ”が付与され、求人企業が閲覧するプロフィール上に表示される。

ユーザー登録後も、「GPASS」が定期的に在留資格の更新・失効状況を照会し、期限切れが近い、または失効した場合はユーザーに更新を促す通知を出す。情報が更新されない場合は“GPASS確認済みバッジ”がプロフィール上から削除される仕組みである。

「NINJA」と「GPASS」導入によるメリット

GPASS公式サイト

eKYC技術について

eKYCとは、Electronic Know Your Customerの略で、オンライン本人確認を指す。 「GPASS」は、Liquid社の「LIQUID eKYC」技術を活用しており、これは累計約1.3億件の本人確認実績を持つ業界トップシェアのサービスだ。

• オンラインで本人確認が可能
• 偽造検知率100％を実現
• 迅速かつ正確な本人確認を実現

この技術により、外国人労働者の在留資格確認を効率化し、不法就労リスクを低減することが可能となる。 これにより、企業はコンプライアンス遵守と効率的な採用活動の両立を図ることができるのだ。

「NINJA」と「GPASS」連携に関する考察

「NINJA」と「GPASS」の連携は、外国人材採用における不法就労リスク軽減に大きく貢献するだろう。 在留資格の確認を自動化することで、企業の負担を軽減し、迅速な採用プロセスを実現できる点が大きなメリットだ。

しかし、システムへの依存度が高まるため、システム障害やデータ漏洩といったリスクへの対策が重要となる。 万が一の事態に備え、バックアップ体制の構築やセキュリティ対策の強化が不可欠だろう。

今後、GPASSは、より多くの言語に対応したり、多様な在留資格に対応するなど、機能拡張が期待される。 また、他の外国人材採用プラットフォームとの連携も進めば、より多くの外国人労働者と企業のマッチングを促進できるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「業界初導入、外国人材採用サイト「NINJA」が「GPASS」で不法就労防止を実現 | 株式会社Liquidのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000219.000013861.html, (参照 25-05-14).
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