経済

ECONOMY

公開：2025-05-14

ミサワホーム、J-クレジット創出事業「ミサワ グリーンウェーブ」開始、環境貢献活動に活用

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ミサワホームがJ-クレジット創出事業「ミサワ グリーンウェーブ」を開始
• 太陽光発電システム搭載住宅オーナーのCO?排出削減量をクレジット化
• 環境・社会貢献活動に活用し、カーボンニュートラル実現に貢献

ミサワホーム、J-クレジット創出事業「ミサワ グリーンウェーブ」開始

ミサワホーム株式会社は、2025年5月1日より、J-クレジット創出事業「ミサワ グリーンウェーブ」の新規受付を開始した。これは、太陽光発電による自家発電・自家消費で削減されたCO?排出量をJ-クレジットとして認証し、その価値を環境・社会貢献活動に活用する取り組みだ。

同社は2009年より、オーナー参加型の環境貢献活動「ECOになる家の会」を展開してきた。この事業を刷新し、より多くのオーナーが参加しやすい環境を整えたのだ。

2030年度までに累計1.7万t-CO?相当のクレジット創出を目指しており、南極における地域環境観測活動支援など、幅広い地球環境保全活動に活用する予定だ。

「ミサワ グリーンウェーブ」は、太陽光発電システムを設置したミサワホームの戸建住宅オーナーが参加できる。ミサワホームはIoTサービス「LinkGates」を通じてCO?排出削減量を集計し、J-クレジット制度事務局に申請するのだ。

「ミサワ グリーンウェーブ」概要

ミサワホーム公式ウェブサイト

J-クレジット制度について

J-クレジット制度とは、省エネルギーや再生可能エネルギー設備導入による温室効果ガス排出削減量、適切な森林管理等による温室効果ガスの吸収量を国が認証する仕組みだ。

• 温室効果ガス排出削減量の認証
• 再生可能エネルギー設備導入による削減量の認証
• 企業間のクレジット取引が可能

発行されたJ-クレジットは、他の企業等との間で取引でき、購入者は自身の温室効果ガス削減目標達成などに活用できるのだ。

ミサワ グリーンウェーブに関する考察

ミサワホームのJ-クレジット創出事業「ミサワ グリーンウェーブ」は、オーナーと企業が協働して環境保全に貢献できる画期的な取り組みだ。オーナーの環境意識向上と、企業のCSR活動の両面で大きな効果が期待できるだろう。

しかし、参加オーナーの増加や、J-クレジットの市場価格変動など、事業継続における課題も存在する可能性がある。安定的なクレジット創出と、その価値の最大化に向けた戦略が重要となるだろう。

今後は、クレジット創出量の増加だけでなく、環境貢献活動の透明性向上や、オーナーへの情報提供の充実が求められる。さらに、多様な再生可能エネルギー活用や、カーボンオフセットの新たな手法開発にも取り組んでいくことが期待される。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「J-クレジット創出事業『ミサワ グリーンウェーブ』を新たに始動 | ミサワホーム株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000174.000071302.html, (参照 25-05-14).
2097

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「経済」に関するコラム一覧「経済」に関するニュース一覧