ココペリ、地域金融機関向けビジネスマッチング管理サービス「BMポータル」リリース、京都銀行が初導入

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

株式会社ココペリは2025年5月13日、地域金融機関向けビジネスマッチング管理サービス「BMポータル」をリリースした。このサービスは、京都銀行が初導入し運用を開始している。

本サービスは、金融機関のビジネスマッチング業務をオンラインで一元管理するプラットフォームだ。案件情報の検索や提携先企業との連絡が簡潔になり、同意書や請求書の作成がDX化されることで、業務効率化とマッチング成約率の向上を実現するのだ。

地域金融機関では、ビジネスマッチング業務が属人的で知見の共有が不十分という課題があった。京都銀行は、この課題を解決し、業務効率化と成約率向上を目指して「BMポータル」の導入を決定したのだ。

機能	詳細
提携先企業のサービス情報管理	取引先企業のニーズに基づき、提携先企業の案件を検索
紹介同意書のデジタル化	作成から行内検印・取引先押印までオンラインで完結
ビジネスマッチング進捗状況管理	案件の重複防止、進捗状況の可視化
ビジネスマッチング知見・事例のシステム化	担当者依存のノウハウをデータ化し、全行員が活用可能に
柔軟なワークフロー機能	上長の承認プロセスを組み込んだワークフローで迅速な意思決定支援
請求書発行機能	マッチング案件の成約後から請求書発行まで一貫管理、フォーマットカスタマイズ可能

金融機関のビジネスマッチングでは、取引先企業の課題に対し、複数の提携先企業から課題解決となるサービスを探し、両社を紹介して商談を設定する。従来はDXが不十分で管理コストがかかり、提携先企業のサービス選定が属人的なノウハウに依存していた。

BMポータルはこれらの課題を解決し、効率的かつ効果的なマッチング業務を実現するのだ。

BMポータルは、地域金融機関におけるビジネスマッチング業務のデジタル化を促進し、業務効率化と成約率向上に大きく貢献するだろう。しかし、導入にあたっては、既存システムとの連携や従業員の教育といった課題も考慮する必要がある。

システムのセキュリティ対策やデータ管理体制の整備も重要だ。情報漏洩や不正アクセスなどのリスクを最小限に抑えるための対策を徹底し、安全なシステム運用を確保する必要がある。

今後、AIによる案件レコメンド機能の追加や、さらに多様な金融機関への展開が期待される。中小企業支援の更なる強化にも繋がるだろう。

^ PR TIMES. 「地域金融機関向けビジネスマッチング管理サービス「BMポータル」をリリース　―京都銀行が初導入― | 株式会社ココペリのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000019415.html, (参照 25-05-14).

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