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公開：2025-05-15

イトーキが新タスクチェアAct2を発売、レスピテック座面で快適性と環境配慮を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• イトーキが新タスクチェア「Act2」を発売
• 通気性と環境配慮を両立した「レスピテック座面」を採用
• アジャスタブルヘッドサポート、ペルヴィス＆ランバーサポート搭載

イトーキの新タスクチェア「Act2」発売

株式会社イトーキは、2025年6月4日に新タスクチェア「Act2」を法人・個人向けに発売する予定だ。Actチェアの進化モデルとして、多様な働き方やライフスタイルに対応した設計となっている。

快適性と環境配慮を両立した新素材座面「レスピテック座面」を採用し、従来のウレタン素材の課題であったムレやへたりを解消した。人間工学に基づいたアジャスタブルヘッドサポートとペルヴィス＆ランバーサポートも搭載し、快適な姿勢保持をサポートするのだ。

新色ダークグレーを含む3色の本体カラーと、47色の背座張地カラーバリエーションを用意、オフィスや自宅など様々な空間に馴染むデザインとなっている。価格は132,240円からで、イトーキオンラインショップなどで販売される予定だ。

従来モデルと同様に、上半身の動きに柔軟に追従するピボット構造や、肘掛けをワンアクションで調整できる4Dリンクアームも装備している。東京・京橋のショールーム「ZA SALON TOKYO」で試座も可能だ。

Act2の製品仕様

Act2特設サイト

レスピテック座面について

レスピテック座面は、イトーキが独自開発した新素材の座面構造である。通気性とクッション性を両立したレイヤー構造により、従来のウレタン素材の課題であったムレやへたりを解消している。

• 高い通気性
• 優れた体圧分散性
• 優れた耐久性

表層はソフトなポリエステル縦型不織布素材、下層は3層構造のエラストマー三次元網状繊維構造体で構成され、マテリアルリサイクルも可能だ。

Act2に関する考察

Act2は、快適性と環境配慮を両立した設計が大きな魅力だ。レスピテック座面は長時間の着座でも快適性を維持し、環境への配慮も実現している。しかし、高価格帯であるため、購入をためらうユーザーもいる可能性があるだろう。

価格を抑えるためには、素材の見直しや製造工程の効率化などが考えられる。また、将来的には、さらに高度な姿勢サポート機能や、ユーザーの体型や姿勢に合わせて自動調整する機能などが追加されると、より多くのユーザーに受け入れられるだろう。

Act2の成功は、イトーキの今後のオフィスチェア開発の方向性を示すものとなるだろう。ユーザーニーズを的確に捉え、革新的な技術とデザインを融合させた製品開発を期待したい。

参考サイト

1. ^ イトーキ. 「イトーキ、新タスクチェア「Act2」6月4日発売?ウレタンレス座面×ヘッド・ランバーサポート搭載で快適性を刷新」. https://www.itoki.jp/company/news/2025/2505_act2/, (参照 25-05-15).
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