GarminがランニングGPSウォッチForerunner 970/570と心拍センサーHRM 600/200を発表、ランニング効率の見える化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

ガーミンジャパン株式会社は、2025年6月5日にランニングGPSウォッチの新モデル『Forerunner 970』と『Forerunner 570』を発売した。高彩度AMOLEDディスプレイの採用により、視認性が向上している点が特徴だ。

『Forerunner 970』は、ランニングエコノミーやステップスピードロスといった高度なランニングダイナミクス機能を搭載し、ランニング効率の見える化を実現している。さらに、LEDフラッシュライトや第5世代光学式心拍センサーも搭載し、心電図アプリにも対応するのだ。

一方、『Forerunner 570』は、目標達成のための高度な機能を備えたモデルである。47mmと42mmの2サイズ展開で、幅広いユーザーに対応している。両モデルともスピーカーとマイクを搭載し、音声コマンドによる操作が可能になっている。

同時に、より精密な心拍計測を実現する胸部装着型心拍センサー『HRM 600』と『HRM 200』も発売された。HRM 600は高度なランニングダイナミクス機能に対応し、Forerunner 970とのペアリングでランニングエコノミーやステップスピードロスの解析が可能だ。

項目	Forerunner 970	Forerunner 570 (47mm)	Forerunner 570 (42mm)
価格(税込)	121,800円	89,800円	89,800円
重量	56g	50g	42g
ディスプレイサイズ	1.4インチ	1.4インチ	1.2インチ
GPSモード稼働時間	約26時間	約18時間	約18時間
スマートウォッチモード稼働時間	約15日間	約11日間	約10日間
心電図アプリ対応	○	×	×
ランニングエコノミー	○(HRM 600必要)	×	×
ステップスピードロス	○(HRM 600必要)	×	×
LEDフラッシュライト	○	×	×

Forerunner 970とHRM 600の連携により実現するランニングダイナミクス機能は、ランニング効率の向上に役立つ高度なデータを提供する。

これらのデータに基づき、ランニングフォームの改善やトレーニング計画の最適化が可能になるのだ。

Garminの新製品は、ランニングパフォーマンスの向上に大きく貢献するだろう。高精度なセンサーと高度なデータ解析機能により、ユーザーは自身のランニングをより深く理解し、効率的なトレーニングを行うことが可能になる。しかし、高価格帯であるため、購入をためらうユーザーもいる可能性がある。

今後、より多くのランナーがこれらの製品を使用するにつれて、データの蓄積による更なる機能向上や、より詳細な分析に基づいたトレーニングアドバイスなどが期待される。一方で、データのプライバシーやセキュリティに関する懸念も考慮する必要があるだろう。

価格面での課題を解決するためには、より手頃な価格帯のモデルの開発や、サブスクリプションモデルの導入などが考えられる。また、初心者にも分かりやすいインターフェースや、よりパーソナライズされたトレーニングプランの提供も重要となるだろう。

^ PR TIMES. 「GarminランニングGPSウォッチ初のマイク＆スピーカーを搭載し、“ランニング効率の見える化”を実現した新モデル『Forerunner 970』『Forerunner 570』を6月5日（木）に発売 | ガーミンジャパン株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000135223.html, (参照 25-05-17).

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