ネッスー株式会社、JAアクセラレーター第7期に採択こどもふるさと便事業拡大へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

PR TIMES より

記事の要約

ネッスー株式会社がJAアクセラレーター第7期に採択
ふるさと納税活用フードバンク事業「こどもふるさと便」を推進
JAグループと連携し、事業拡大を目指す

ネッスー株式会社のJAアクセラレーター第7期採択について

ネッスー株式会社は2025年5月21日、一般社団法人AgVenture Labが主催するプログラム「JAアクセラレーター第7期」に採択されたことを発表した。このプログラムは、革新的なアイデアを持つスタートアップ企業を支援するもので、ネッスーは応募189社の中から「優秀賞」を受賞し採択されたのだ。

2025年6月から11月までのプログラム期間において、最大100万円のPoC費用助成を受け、JAグループのアセットを活用した実証実験を行う予定である。ネッスーは、JAグループのネットワークを活用し、ふるさと納税を活用したフードバンク事業「こどもふるさと便」の発展を目指す。より多くの支援をこども食堂や困難を抱えた子育て世帯に届けることを目指しているのだ。

「こどもふるさと便」は、地方自治体と連携し、ふるさと納税を活動資金に、生産者や農協、漁協、食品メーカーと連携して、地域の産品や自然環境を活用してこども食堂やひとり親世帯を支援する新しいフードバンクの仕組みである。個人の方は通常のふるさと納税と同様に返礼品を受け取ることができ、集まった寄付金は食品や体験の提供に活用される。ネッスーは、この事業を通じて、社会課題となっているこどもの食の格差だけでなく、同時に食品ロス削減の実現も目指している。

本プログラムを通じて、全国の農協・漁協と連携し、「こどもふるさと便」事業に参画してくださる自治体を開拓することを計画している。JAグループ職員の方と連携することで、魅力ある産品をもつ自治体を確度高く開拓できると考えているのだ。

JAアクセラレータープログラムとネッスー株式会社の取り組み

項目	詳細
プログラム名	JAアクセラレーター第7期
主催	一般社団法人AgVenture Lab
採択日	2025年5月21日
プログラム期間	2025年6月～11月
助成金	最大100万円
ネッスーの取り組み	「こどもふるさと便」事業拡大
連携先	JAグループ

JAアクセラレータープログラム

フードバンク事業「こどもふるさと便」について

「こどもふるさと便」は、ふるさと納税を活用した新しいフードバンク事業だ。地方自治体、生産者、農協、漁協、食品メーカーと連携し、こども食堂やひとり親世帯を支援する仕組みである。

寄付金は食品や体験提供に活用
寄付者は返礼品を受け取れる
食の格差解消と食品ロス削減を目指す

この事業は、こどもの食の機会格差解消に大きく貢献するだろう。

こどもふるさと便事業に関する考察

「こどもふるさと便」事業は、ふるさと納税という既存の仕組みを活用することで、効率的に資金調達を行い、フードバンク事業を展開できる点が優れている。しかし、自治体との連携や、生産者との安定的な供給体制の構築が課題となる可能性があるだろう。

起こり得る問題としては、自治体によってはふるさと納税制度への理解が不足している場合や、生産者側の協力体制が整っていない場合などが考えられる。解決策としては、JAグループとの連携を強化し、自治体や生産者への丁寧な説明とサポート体制を構築することが重要だ。また、事業の透明性を高め、寄付者への情報発信を強化することで、信頼関係の構築を図る必要がある。

今後追加してほしい機能としては、寄付者向けに、寄付金の使途や支援状況をリアルタイムで確認できるシステムの導入が考えられる。また、寄付者と支援先を繋ぐような仕組みを導入することで、より多くの支援を必要とする世帯に届けることができるだろう。ネッスー株式会社には、この事業を通じて、日本の食の未来を担う子どもたちの明るい未来を創造してほしい。

参考サイト

^ PR TIMES. 「ネッスー、一般社団法人AgVenture Labが主催するプログラム「JAアクセラレーター第７期」に採択が決定 | ネッスー株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000113664.html, (参照 25-05-24).

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