公開：2025-04-13

アフィリエイト広告とは？意味をわかりやすく簡単に解説

text: XEXEQ編集部

アフィリエイト広告とは

アフィリエイト広告とは、企業や個人が自身のウェブサイトやブログ、SNSなどに広告を掲載し、その広告経由で商品やサービスが購入されると報酬が得られる成果報酬型の広告システムです。「アフィリエイト」という言葉は英語の「affiliate（提携する）」に由来しており、広告主とメディアオーナーが提携関係を結ぶことによって成立します。

この仕組みの最大の特徴は、広告掲載者（アフィリエイター）が商品購入や資料請求などの具体的な成果に応じて報酬を受け取ることができるため、広告主にとっては費用対効果が明確になるというメリットがあります。従来の広告と異なり、単なる表示回数やクリック数ではなく、実際の売上に貢献した分だけ報酬が発生するという点において、マーケティング効率を高めることが可能でしょう。

アフィリエイト広告の仕組みには、広告主（企業）、ASP（アフィリエイト・サービス・プロバイダ）、アフィリエイター（メディアオーナー）、そして消費者という4つの主要な関係者が存在しています。ASPは広告主とアフィリエイターを仲介し、広告の配信や成果の管理、報酬の支払いなどを一元的に行うプラットフォームとしての役割を担っています。

アフィリエイト広告の収益モデルとASP選び

「アフィリエイト広告の収益モデルとASP選び」に関して、以下を解説していきます。

アフィリエイト広告の主な報酬形態
効果的なASP選定のポイント

アフィリエイト広告の主な報酬形態

アフィリエイト広告の報酬形態は主に4種類存在し、それぞれビジネスモデルや商品特性によって使い分けられています。最も一般的なのはCPA（Cost Per Action）で、商品購入や会員登録などの具体的なアクションが発生した際に報酬が発生するシステムです。高額商品の場合は販売価格に対して数%～10%程度のコミッション率が設定されることが多いでしょう。

その他にもCPC（Cost Per Click）というクリックのみで報酬が発生する形態や、CPL（Cost Per Lead）という資料請求や無料会員登録などの見込み客獲得で報酬が発生する形態があります。各報酬形態はそれぞれ特性が異なるため、アフィリエイターは自分のメディアの特性や訪問者の傾向に合わせて適切な広告を選択することによって、収益を最大化することができるでしょう。

	CPA	CPC	CPL	CPM
報酬発生条件	商品購入	広告クリック	情報登録	広告表示
報酬単価	高め	低め	中程度	最も低い
成約難易度	高い	低い	中程度	なし
向いているジャンル	物販系	情報系	金融系	高PV系
収益安定性	変動あり	安定的	比較的安定	最も安定

効果的なASP選定のポイント

アフィリエイトマーケティングで成功するためには、適切なASP（アフィリエイト・サービス・プロバイダ）の選定が重要な鍵となります。ASPは広告主とアフィリエイターを仲介するプラットフォームであり、各ASPによって取り扱う広告の種類や報酬条件、支払いサイクルなどが異なっているためです。初心者アフィリエイターは「A8.net」や「もしもアフィリエイト」などの大手ASPから始めることがおすすめです。

ASP選びで考慮すべき要素としては、取扱広告の数と質、最低支払い金額、振込手数料、サポート体制などがあります。また、自分のウェブサイトやブログの内容に関連性の高い商品やサービスを多く取り扱っているASPを選ぶことによって、読者にとって自然な形で広告を紹介することができ、コンバージョン率の向上につながるでしょう。

	A8.net	もしもAF	afb	バリューコマース
広告数	約20,000	約5,000	約7,000	約15,000
最低支払金額	1,000円	1円	1,000円	1,000円
支払いサイクル	翌々月	翌月	翌々月	翌々月
審査難易度	易しい	易しい	中程度	厳しい
特徴	案件数最多	W報酬制度	高単価案件	大手ECあり