経済

ECONOMY

公開：2024-12-03

NTTドコモがahamoとeximoのポイ活特典を拡大、dカード決済とマネックス証券の積立特典が追加に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ahamoとeximoのポイ活特典が12月1日から拡大
• dカードとd払いの決済対象が追加に
• マネックス証券での積立特典も拡充へ

NTTドコモがポイ活特典を拡大へ

NTTドコモは、決済・金融サービスの利用に応じてdポイント(期間・用途限定)がたまる「ahamo ポイ活オプション」と「eximo ポイ活」の特典を2024年12月1日から拡大することを公開した。ユーザーからの要望に応える形で特典対象となる決済の追加とポイ活プランの加入条件緩和を実施するものだ。^[1]

特典対象の決済において、「ahamo ポイ活オプション」にはdカードを、「eximo ポイ活」にはd払い(電話料金合算払いからの支払い、d払い残高からの支払い)を新たに追加することで、ポイントがたまる機会を大幅に増加させている。加えて「eximo ポイ活」はdカードを持っていないユーザーでも加入できるようになるだろう。

また「eximo ポイ活」限定だったマネックス証券での積立に対する特典を「ahamo ポイ活オプション」にも追加することで、金融サービス利用時のポイント還元を強化している。通常進呈分に1%を加算したdポイント(期間・用途限定)を進呈する形で、ユーザーの投資意欲を促進するものになるだろう。

ポイ活特典拡大の詳細まとめ

dポイントについて

dポイントとは、NTTドコモが提供する共通ポイントサービスで、様々な加盟店での買い物や各種サービスの利用時に貯めることができるポイントプログラムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 期間・用途限定ポイントと通常ポイントの2種類が存在
• 1ポイント1円として利用可能
• dカードやd払いなど複数の決済手段で獲得可能

今回のポイ活特典拡大により、dポイントの獲得機会が大幅に増加することになった。特にahamoユーザーはマネックス証券での積立でもポイントが獲得できるようになり、投資とポイント還元の両立が可能になるだろう。

ポイ活特典拡大に関する考察

NTTドコモによるポイ活特典の拡大は、モバイル通信と金融サービスの融合を促進する重要な一歩となる可能性が高いものだ。特にマネックス証券での積立特典をahamo ポイ活オプションにも追加することで、若年層のユーザーに対して投資を促す効果が期待できるだろう。

一方で、複数の決済手段やサービスが連携することで、ユーザーにとってはポイント還元率や特典の内容が複雑化するリスクも存在している。NTTドコモには特典内容をわかりやすく説明する施策や、ユーザーの利用状況に応じた最適な特典プランの提案が求められるだろう。

今後は、さらなる決済サービスの追加や、異業種との連携強化によって、ポイント還元の機会が拡大することが予想される。モバイル通信事業者による金融サービスの提供は、新たな収益源の確保と顧客基盤の強化につながる重要な戦略になるはずだ。

参考サイト

1. ^ docomo. 「ドコモポイ活プラン「ahamo ポイ活」「eximo ポイ活」の特典を拡大」. https://www.docomo.ne.jp/binary/pdf/info/news_release/topics_241129_03.pdf, (参照 24-12-03).

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