経済

ECONOMY

公開：2024-12-04

JRグループが往復乗車券と連続乗車券の発売終了を発表、2026年3月に終了し長距離移動の割引制度も廃止へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• JRグループが往復乗車券と連続乗車券の発売を終了へ
• 発売終了時期は2026年3月を予定
• 片道601キロ以上の往復割引も終了

JRの往復乗車券と連続乗車券の発売終了に関する詳細

JRグループは2023年12月2日、交通系ICカードの普及拡大やインターネット予約サービスの利用増加を背景に、往復乗車券と連続乗車券の発売を2026年3月に終了すると発表した。発売終了後も有効期間内の乗車券については期間満了まで利用可能となっている。^[1]

往復乗車券の発売終了に伴い、片道601キロ以上を往復する場合に適用される割引制度についても取扱いを終了することが決定された。このような長距離移動に対する運賃割引は、往路と復路それぞれで1割引が適用されてきた経緯がある。

JRグループは今後、学生割引などの割引証や一部の特別企画商品について取扱いの変更を予定している。インターネット予約による割引商品の拡充を進めており、詳細については各社のホームページで順次公開されることになっている。

JRの乗車券発売終了に関する詳細まとめ

連続乗車券について

連続乗車券とは、複数の区間を連続して利用する際に発行される乗車券のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 複数の区間を一枚の乗車券でカバー可能
• JR各線と連絡会社線にまたがる区間でも利用可能
• 有効期間内であれば柔軟な旅程設定が可能

連続乗車券は長距離移動や複数区間の移動を計画的に行う利用者に重宝されてきた切符である。JRグループは発売終了後の対応として、指定席券売機での複数区間の切符購入をスムーズに行えるよう、操作性の改善を進めている。

参考サイト

1. ^ ＪＲ東海. 「往復乗車券及び連続乗車券の発売終了について」. https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000043964.pdf, (参照 24-12-04).

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