経済

ECONOMY

公開：2024-12-04

大和コネクト証券が永久不滅ポイントの投資サービスを開始、セゾンカード・UCカードのポイントが株式投資に活用可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 大和コネクト証券でセゾンカードの永久不滅ポイントが利用可能に
• 株式投資サービスの買付代金をポイントで決済
• アカウント連携で投資額に応じたポイント還元も開始

大和コネクト証券が永久不滅ポイント投資サービスを開始

大和コネクト証券とクレディセゾンは2024年12月3日より、大和コネクト証券のポイント投資サービスにおいてクレディセゾン発行のセゾンカード・UCカードでたまる永久不滅ポイントの利用を開始した。ポイントを活用することで「ひな株」「ひな株USA」「まいにち投信」の買付代金として利用することが可能になったのだ。^[1]

永久不滅ポイントを投資に活用するためには、大和コネクト証券口座とクレディセゾンのインターネットサービス「NetアンサーID」もしくは「アットユーネットID」での連携手続きが必要となる。利用条件として1取引あたり200ポイント以上から100ポイント単位で使用でき、1ポイント4.5円として換算されることになった。

アカウント連携を行うことで投資による新たなポイント還元も開始される。株式投資サービス「ひな株」では買付金額の0.1%相当、米国株投資サービス「ひな株USA」では0.2%相当、投資信託の自動積立サービス「まいにち投信」では口座の種類に応じて0.01%から0.03%相当のポイントが付与されるようになった。

永久不滅ポイント投資サービスの機能まとめ

永久不滅ポイントについて

永久不滅ポイントとは、クレディセゾンが提供するポイントプログラムの一つで、有効期限を設けない特徴を持つポイントサービスである。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• カードショッピング利用1,000円につき1ポイント付与
• 有効期限の設定がなく永続的に利用可能
• 複数の用途に応じてポイント交換が可能

大和コネクト証券での永久不滅ポイント利用には、1取引あたり200ポイント以上から100ポイント単位での利用が必要となる。ポイントは1ポイントあたり4.5円として換算され、月間の利用上限は30,000ポイントとなっているため、投資家は効率的なポイント活用が求められるだろう。

永久不滅ポイント投資サービスに関する考察

大和コネクト証券による永久不滅ポイント投資サービスの開始は、投資家に新たな選択肢を提供する画期的な取り組みとなっている。特にポイントを投資に活用できる点は、投資初心者の参入障壁を下げることにつながり、資産形成層の拡大に寄与する可能性が高いだろう。

一方で、ポイント投資の普及に向けては、投資家への投資教育やポイント制度の理解促進が課題となる可能性がある。特にポイントの換算レートや利用条件について、わかりやすい説明と継続的なサポートが求められることは明確だ。

今後は、より多くの投資家がポイント投資を活用できるよう、対象サービスの拡充や還元率の見直しなどが期待される。永久不滅ポイントの特徴を活かした長期的な資産形成支援の仕組みづくりが、サービスの発展に重要な鍵を握るだろう。

参考サイト

1. ^ 大和コネクト証券. 「大和コネクト証券とクレディセゾン、アカウント連携で永久不滅ポイントがつかえる・たまる、ポイント投資をスタート | 大和コネクト証券」. https://www.connect-sec.co.jp/news/241203_01.html, (参照 24-12-04).

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