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ベネッセが高校向けフルクラウド型校務支援システムベネッセ校務クラウドを2025年4月より提供開始、進研模試データとの連携で校務DX推進へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • ベネッセが高校向け校務支援システムを発表
  • フルクラウド型で校務のデジタル化を実現
  • 進研模試などのデータと連携し業務効率化

ベネッセが高校向け校務支援システムベネッセ校務クラウドを2025年4月より提供開始

株式会社ベネッセコーポレーションは教育現場のデジタル化を推進するため、高等学校向けのフルクラウド型校務支援システム「ベネッセ校務クラウド」の提供を2025年4月より開始すると発表した。開発はテクマトリックス株式会社の校務支援システム「ツムギノ」をベースに、高等学校の校務ニーズを理解するベネッセによるカスタマイズを加える形で進められている。[1]

フルクラウド型の利点を活かし、高等学校における主要な校務として教務管理や学籍管理、保健管理などの機能を統合して提供することで業務効率の向上を図っている。さらにベネッセが提供する進研模試などの各種サービスとのデータ連携も予定されており、校内の定期テストと併せて学習履歴を一元管理することが可能になる。

生徒や保護者を含むすべての利用者はスマートフォンアプリを含むさまざまな端末環境で利用可能で、Microsoft Entra IDやGoogle Workspace for Educationとのシングルサインオンにも対応している。また、シングルサインオンや2要素認証などの認証機能を備え、データ暗号化や操作ログ保存といった高度なセキュリティ対策も実装されている。

ベネッセ校務クラウドの主な機能まとめ

項目 詳細
サービス提供開始日 2025年4月
対象機関 高等学校(中高一貫校含む)
主要機能 教務管理、学籍管理、保健管理
利用環境 スマートフォンアプリ、各種端末対応
価格 生徒1人あたり年額3,960円(税込)※別途基本サービス料が必要
セキュリティ機能 シングルサインオン、2要素認証、データ暗号化、操作ログ保存

フルクラウド型校務支援システムについて

フルクラウド型校務支援システムとは、教育機関における校務業務をクラウド環境で一元的に管理・運用するシステムのことを指している。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 様々な端末からアクセス可能な柔軟な利用環境
  • データの一元管理による業務効率化と負担軽減
  • 高度なセキュリティ対策による安全なデータ管理

近年の学校現場では働き方改革の一環として校務のデジタル化が進められており、文部科学省の令和7年度概算要求においてもクラウド環境での次世代校務DX環境の整備が重要課題とされている。このような背景から、フルクラウド型校務支援システムの導入により、教職員の業務効率向上と生徒指導の質的向上が期待されている。

参考サイト

  1. ^ ベネッセ. 「ベネッセコーポレーションが 2025 年 4 月より高等学校向けフルクラウド型校務支援システム「ベネッセ校務クラウド」を提供開始 」. https://blog.benesse.ne.jp/bh/ja/news/20241205_release2.pdf, (参照 24-12-09).
  2. Microsoft. https://www.microsoft.com/ja-jp
  3. Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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