ケイエスワイがRaspberry Pi公式15.6インチモニターを発売、教育現場での長期供給体制を確保し普及促進へ
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記事の要約
- Raspberry Pi公式15.6インチFHDモニターを発売
- 直販価格は18,480円で赤×白と黒の2色展開
- USB Type-C電源対応でRaspberry Piから給電可能
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Raspberry Pi公式モニターがケイエスワイから販売開始
ケイエスワイは英国Raspberry Pi財団の15.6インチフルHD対応IPS非光沢パネルを搭載した公式モニター「RPi モニター 15.6" FHD」を2024年12月10日に発売した。直販価格は18,480円で赤×白と黒の2色展開となっており、Raspberry Pi本体からの給電にも対応する仕様となっている。[1]
本体サイズはB4用紙よりもわずかに小さい360×237×20mmに抑えられており、重量も850gと軽量化を実現している。ステレオスピーカーを内蔵しており、VESAマウントにも対応することで壁面設置や組み込みにも対応可能となっている。
製造期間は2034年1月頃まで継続される見通しとなっており、長期的な供給体制を確保することで教育現場などでの導入がしやすい環境を整えている。インターフェースはHDMI入力とUSB Type-C電源入力を備えており、3.5mmステレオフォンジャックも搭載している。
Raspberry Pi公式モニターの仕様まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
画面サイズ | 15.6インチ Full HD 1080p IPS液晶 |
解像度・表示色 | 1920×1080ピクセル、1620万色 |
輝度 | 250cd/m² |
インターフェース | HDMI入力、USB Type-C電源入力、3.5mmステレオ出力 |
本体サイズ | 360(W)×237(H)×20(D)mm |
重量 | 850g |
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IPS液晶パネルについて
IPS液晶パネルとは、液晶分子が面内でねじれる特殊な構造を持つ液晶ディスプレイの一種で、広視野角と優れた色再現性を特徴としている。以下のような特徴を持つ高性能な表示デバイスである。
- 上下左右178度の広視野角を実現
- 色の変化が少なく安定した表示が可能
- 正確な色再現性により写真や動画編集に適している
Raspberry Pi公式モニターに採用されているIPS液晶パネルは、15.6インチのフルHD解像度で1620万色表示に対応しており、アンチグレアコーティングも施されている。教育現場での使用を考慮し、目の疲れを軽減する非光沢処理も施されているのが特徴だ。
Raspberry Pi公式モニターに関する考察
Raspberry Pi公式モニターの登場は、教育現場やホビー用途での活用を大きく促進する可能性を秘めている。特に本体からの直接給電が可能な点は、配線の煩雑さを軽減し設置の自由度を高めることにつながるだろう。コストパフォーマンスの高さと長期供給が保証されている点も、教育機関での採用を後押しする要因となっている。
今後の課題としては、モニターの輝度制限やスピーカー出力の制約が挙げられる。USB給電時は輝度が60%、音量が50%に制限される仕様となっており、明るい環境での使用や大人数での視聴には別途電源アダプターが必要になる可能性が高いだろう。将来的な製品改良では、これらの制限の緩和が期待される。
長期的な展望として、教育現場でのプログラミング学習環境の標準化に貢献することが期待できる。2034年までの製造継続が保証されている点は、教育機関の設備投資における不安を払拭し、より多くの学習機会を創出することにつながるだろう。VESAマウント対応により設置の自由度も高く、様々な学習環境に適応可能だ。
参考サイト
- ^ Raspberry Pi Shop by KSY. 「Raspberry Pi モニター 15.6" FHD 赤/白」. https://raspberry-pi.ksyic.com/main/index/pdp.id/1154,1155/pdp.pen/1154/, (参照 24-12-12).
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