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公開：2024-12-12

DNPがVRプレゼンゲートウェイとALTA Revolutionを連携、住宅営業のDX化が加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• DNPがVRプレゼンゲートウェイとALTA Revolutionを連携
• プレゼンデータを最短15秒でVR変換可能に
• 12月11日からスマートハウスEXPOにてデモ展示

DNPのVRプレゼンゲートウェイとALTA Revolutionの連携

大日本印刷株式会社は住宅商談用のプレゼンテーションデータを最短15秒で高精細VRに変換するソフトウェアVRプレゼンゲートウェイを株式会社コンピュータシステム研究所のALTA Revolutionと連携させることを2024年12月11日に発表した。従来のレンダリングソフトを使用した長時間の作業が不要となり、住宅事業者と施主の商談時間を大幅に短縮することが可能になったのだ。^[1]

ALTA Revolutionはプラン作成からプレゼン、積算・見積、設計、法規チェック、伏図・構造計算までワンストップで行える住宅営業支援システムとして多くのハウスメーカーに利用されている。今回のVRプレゼンゲートウェイとの連携により、住宅プランの高精細なVR化がより簡単になり、商談時の営業負担が大幅に軽減されるだろう。

DNPは今後、VRプレゼンゲートウェイをリフォーム会社やハウスメーカー、工務店向けのDXツールとして提供していく方針を示した。メタバース関連の多様なサービスとVRプレゼンゲートウェイの連動を図り、XRコミュニケーション事業の一環として機能拡張を進めていく予定である。

VRプレゼンゲートウェイの特長まとめ

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ウォークスルーについて

ウォークスルーとは、3D空間内を自由に移動しながら内部を確認できる機能のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 360度の視点移動による空間把握が可能
• 実寸での距離感や広さの確認が可能
• インテリアや建材の質感まで確認可能

VRプレゼンゲートウェイでは、ALTA Revolutionで作成した住宅プランデータを高精細なVR空間に変換し、顧客がウォークスルー機能で内部を確認できる。このような体験型プレゼンテーションにより、施主の理解度向上と商談時間の短縮を実現することが可能になった。

VRプレゼンゲートウェイに関する考察

VRプレゼンゲートウェイとALTA Revolutionの連携は、住宅営業のDXを大きく進展させる可能性を秘めている。特に最短15秒でのVR変換機能は、従来のレンダリング作業と比較して圧倒的な時間短縮を実現しており、営業現場での即時的な提案が可能になるだろう。

今後の課題として、VRデバイスの普及率や操作性、高齢者顧客への対応などが挙げられる。VR酔いを軽減する機能や、操作をより直感的にするインターフェースの開発が、さらなる普及の鍵を握っているはずだ。

将来的には、メタバースとの連携によってオンライン商談での活用も期待できる。複数の顧客が同時に仮想空間で物件を内覧できるような機能拡張により、住宅営業のデジタル化がより一層加速するだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「DNPの「VRプレゼンゲートウェイ」と住宅プレゼンソフト「ALTA Revolution」が連携 | 大日本印刷株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000738.000069194.html, (参照 24-12-12).

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