デジタルフィンテックがブロードバンドセキュリティと協業、資金移動業取得とデジタルバンクのセキュリティ強化へ
PR TIMES より
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記事の要約
- デジタルフィンテックとブロードバンドセキュリティが協業開始
- 金融セキュリティ強化と資金移動業取得を目指す
- デジタルバンクとして3万円以下の支払いに注力
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デジタルフィンテックのセキュリティ強化と資金移動業への展開
株式会社デジタルプラスの子会社であるデジタルフィンテックは、金融業界のセキュリティに知見のあるブロードバンドセキュリティと協力し、金融セキュリティの強化を2024年12月10日に発表した。ブロードバンドセキュリティは設立以来1,568社のセキュリティ強化実績を持つトータルセキュリティサービスプロバイダーとして、高い技術力と豊富な経験を活かした支援を行うことになる。[1]
近年のサイバー犯罪は巧妙化が進み、総務省の調査によると1組織あたりの年間平均被害額が3億円を超え、検挙件数も2015年以降増加傾向にある。ランサムウェアや不正出金などのリスクが高まっており、デジタルフィンテックは資金移動業取得に向けて、より安全なサービス提供を目指すことになった。
デジタルフィンテックは広告領域、人材領域、支払いのDX領域の3つを注力領域として掲げ、3万円以下のtoC向け支払いでのシェア拡大を進めている。2024年9月期第4四半期には流通総額が21億円を突破し、18四半期連続の成長を達成するなど着実な成果を上げた。
デジタルフィンテックのサービス概要
項目 | 詳細 |
---|---|
注力領域 | マーケティング(広告)領域、人材領域、支払いのDX(金融)領域 |
目標流通総額 | 2027年9月期までに1,000億円 |
直近実績 | 2024年9月期第4四半期に流通総額21億円突破、18四半期連続成長 |
主要サービス | デジタルウォレット、デジタルギフト |
セキュリティ対策 | ブロードバンドセキュリティと協業し、サイバー攻撃対策を強化 |
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デジタルバンクについて
デジタルバンクとは、デジタル技術を活用して顧客体験とユーザビリティを重視した新しい金融サービスのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- デジタル起点での顧客体験とサービス提供
- リアルタイムでの報酬受け取りが可能
- 場所や時間に縛られない柔軟な利用形態
デジタルバンクは従来の金融機関とは異なり、デジタル技術を基盤としたサービス設計により、より柔軟で迅速な金融サービスの提供を可能にしている。特に報酬の即時受け取りや場所を問わないアクセス性は、働き方の多様化に対応した新しい金融サービスとして注目を集めている。
金融セキュリティ強化に関する考察
デジタルフィンテックとブロードバンドセキュリティの協業は、急増するサイバー犯罪への対策として重要な意味を持つ。セキュリティ強化実績1,568社を持つブロードバンドセキュリティの知見を活用することで、より安全な金融サービスの提供が期待できるだろう。
今後の課題として、急速に進化するサイバー攻撃手法への継続的な対応が挙げられる。この課題に対しては、セキュリティ体制の定期的な見直しと、新たな脅威に対する迅速な対策の実装が必要となるだろう。特に資金移動業の取得に向けては、より高度なセキュリティ基準への対応が求められる。
デジタルフィンテックには、2027年9月期の流通総額1,000億円という目標達成に向けて、セキュリティと利便性のバランスを取りながらサービスを展開することが期待される。特に3万円以下のtoC向け支払い市場でのシェア拡大を目指す中、安全性の確保は最重要課題となるはずだ。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「資金移動業取得に向け、ブロードバンドセキュリティ社と協業開始 | 株式会社デジタルプラスのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000166.000007199.html, (参照 24-12-12).
- 総務省. https://www.soumu.go.jp/
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