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公開：2024-12-12

リコーとフォトラクションが建設業向け360度写真撮影サービスを提供開始、バーチャルツアー構築による現場管理の効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• リコーが360度写真撮影のBPOサービスを開始
• フォトラクションと共同でバーチャルツアー構築を支援
• 12月18日より建設業向けに提供開始へ

360度写真による建設現場のデジタル化推進

リコーとフォトラクションは建設業向けの新サービス「360度写真の撮影支援 Powered by RICOH」を12月18日より提供開始する。このサービスは360度カメラでの撮影・データ作成を代行するBPOサービスで、RICOH THETAを使用して空間全体を一度の撮影で記録することが可能になった。^[1]

近年の不動産業界や建設業界におけるデジタル技術活用の流れを受け、国土交通省主導の「Project PLATEAU」や東京都のデジタルツインプロジェクトなど、建物のバーチャル化に向けた取り組みが活発化している。建設現場の品質管理や進捗管理の精度向上が期待されるだろう。

建設現場における主な活用シーンとして、竣工写真や施工中の定点記録、関係者間の情報共有やコミュニケーション促進、リモートでの現場状況把握などが挙げられる。図面では伝わりにくい現場のリアルな状況を視覚的に共有することで、スムーズな意思決定を実現している。

360度写真撮影サービスの特徴まとめ

フォトラクションの詳細はこちら

BPOについて

BPOとは「Business Process Outsourcing」の略称で、企業の業務プロセスの一部を外部の専門業者に委託することを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 専門性の高い業務を外部リソースで効率的に実行
• 企業の本業への集中と業務効率化を実現
• コスト削減と業務品質の向上を同時に達成

建設業界におけるBPOは、写真や図面などの管理、工事の事前準備やデータ入力などをクラウド経由で提供することで、現場担当者の負担軽減に貢献している。フォトラクションが提供するPhotoructionは、建設現場における写真管理の効率化を支援するアプリケーションとBPOサービスを組み合わせた総合的なソリューションだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「リコー、フォトラクションとともに360度写真を用いた建設業向けサービスを提供開始 | 株式会社リコーのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000128.000039649.html, (参照 24-12-12).

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