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公開：2024-12-13

VoicyがIT/エンジニアタブを新設、専門性の高いテック情報配信とエンジニアパーソナリティの募集を開始

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• VoicyがIT/エンジニアタブを新設しテック情報を集約
• エンジニア特別審査窓口でパーソナリティを募集開始
• エンジニアのVoicyリスナー比率が全国平均を上回る

Voicyの音声プラットフォームにIT/エンジニアタブ新設

株式会社Voicyは音声配信におけるテック領域の発信と関心の高まりを受け、2024年12月12日にVoicyアプリ内にIT/エンジニアタブを新設した。新設されたIT/エンジニアタブではエンジニアによる技術情報やIT現場の裏話など、テック領域の専門性の高い放送が集まる場所として機能することになっている。^[1]

Voicyのリスナー1,283名に対して実施したアンケート調査では、エンジニア職への転職などを考えている興味層が9.2%にのぼることが明らかになった。日本全国の労働人口に占めるエンジニア割合が2%であるのに対し、Voicyリスナーのエンジニア割合は3.7%と高い数値を示している。

中島聡氏や池澤あやか氏、酒井潤氏、ちょまど氏といったトップエンジニアたちがVoicyでの放送を開始している。TECK TALK in VoicyやTOPエンジニアの本音といったVoicyオリジナルのエンジニア特別番組も新たにスタートしている。

Voicyのエンジニア向けコンテンツまとめ

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音声プラットフォームについて

音声プラットフォームとは、音声コンテンツの配信や視聴が可能なデジタルプラットフォームのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 作業をしながら聴取可能な「ながら聴き」に適している
• 移動時間などの隙間時間を有効活用できる
• 音声ならではの話者の個性や感情が伝わりやすい

Voicyの場合、会員登録者数200万人を誇り、2,000を超えるチャンネルが展開されており、応募通過率5%前後の厳選されたパーソナリティによる放送を提供している。平均聴取維持率は約80%、平均約15分の放送を多くのリスナーが最後まで楽しんでおり、6割のチャンネルが収益化を実現している。

IT/エンジニアタブ新設に関する考察

IT/エンジニアタブの新設は、テック領域の情報ニーズの高まりに応える戦略的な一手となっている。Voicyリスナーのエンジニア比率が全国平均を上回っていることからも、技術情報に特化したコンテンツへの需要は高く、プラットフォームの価値向上につながるだろう。

一方で、エンジニアコンテンツの品質維持が今後の課題となることが予想される。テック領域は技術の進化が速く、コンテンツの陳腐化を防ぐためには、パーソナリティの継続的な学習と情報のアップデートが必要不可欠だ。エンジニア特別審査窓口での厳選されたパーソナリティの確保が重要になるだろう。

今後は単なる技術情報の発信だけでなく、エンジニアコミュニティの形成やキャリア支援など、プラットフォームとしての付加価値を高めることが期待される。エンジニア採用協賛プランの展開は、その一歩となる取り組みだ。VoicyがIT人材のキャリア形成を支援するプラットフォームへと発展することが望まれる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Voicy、テック情報が集まる「IT/エンジニア」タブをアプリ内に新設 | 株式会社Voicyのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000390.000021111.html, (参照 24-12-13).

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