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CRIがCRIWAREを全世界展開、映像ミドルウェアを主軸にGDC 2025でも技術共有へ

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)

CRIがCRIWAREを全世界展開、映像ミドルウェアを主軸にGDC 2025でも技術共有へ

PR TIMES より


記事の要約

  • CRIがミドルウェア製品群CRIWAREを全世界展開へ
  • 映像ミドルウェアを中心に各国販売代理店と契約締結
  • GDC 2025で音声・映像関連の知見を共有予定

CRIミドルウェアがCRIWAREの海外販売体制を強化

株式会社CRI・ミドルウェアは、音声・映像ミドルウェア製品群CRIWAREの全世界展開に向けた販売代理店との契約締結を2024年12月18日に発表した。映像関連のミドルウェア製品を中心に、各国の代理店と連携して提供エリアを拡大していくことで、メディアミックスの促進とコンテンツの可能性拡張を目指している。[1]

CRIWAREの中核製品であるCRI Sofdecは圧縮用ツールと再生用ライブラリによるシンプルな構成で、アニメや映画などの既存動画コンテンツをゲーム画面上で再生する機能を提供している。さらにCRI Clovisと組み合わせることで、コンテンツの公開に連動した動画演出をゲーム内に即反映できる機能を実現した。

2024年10月に新設したグローバル事業開発室を中心に海外展開を推進し、5年後には当社ゲーム事業の海外売上高15億円を目指す計画を立てている。また2025年3月にサンフランシスコで開催されるGame Developers Conferenceに登壇し、ゲーム制作に関する知見を共有する予定だ。

CRIWAREの海外販売体制まとめ

地域 販売形態
日本国内 CRIによる直接販売
中国 CRI Middleware China Co., Ltd.による直接販売
欧州・米国・その他 代理店による販売
CRI・ミドルウェアの詳細はこちら

ミドルウェアについて

ミドルウェアとは、オペレーティングシステムとアプリケーションソフトウェアの中間に位置し、特定の機能やサービスを提供するソフトウェアのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • アプリケーション開発を効率化する共通機能の提供
  • 異なるシステム間の連携やデータ変換を実現
  • 開発コストの削減とメンテナンス性の向上に貢献

CRIWAREは音声・映像関連のミドルウェア製品群として、ゲーム領域で8,700ライセンス以上の利用実績を持ち、モビリティ向けに拡張されたCRIWARE for Mobilityは962万台以上の自動車・二輪車に導入されている。ミドルウェアの活用により、開発者は基盤となる機能を自前で実装する必要がなく、アプリケーション固有の機能開発に注力できる。

CRIWAREのグローバル展開に関する考察

CRIWAREのグローバル展開は、日本のゲーム開発技術を世界に広げる重要な一歩となる可能性を秘めている。特に映像ミドルウェアの分野で競合が少ないことは大きな強みであり、アニメや映画などの既存コンテンツをゲームに効果的に組み込める技術は、世界のゲーム開発者から高い関心を集めることが予想される。

しかし、グローバル展開に伴い、言語やプラットフォームの違いによる技術サポートの課題、各国の規制やライセンス管理への対応が必要となるだろう。これらの課題に対しては、現地の代理店との密接な連携や、オンラインでのサポート体制の強化、多言語対応のドキュメント整備などが有効な解決策となり得る。

また、今後はクラウドゲーミングやメタバースなど、新たなデジタルエンターテインメント分野への展開も期待される。CRIWAREの技術を活用することで、より高度なメディアミックスやコンテンツ配信が可能となり、グローバルなデジタルコンテンツ市場の発展に貢献することができるだろう。

参考サイト

  1. ^ PR TIMES. 「メディアミックスを促進しコンテンツの可能性を拡張する映像ミドルウェアを中心に「CRIWARE®」をグローバル展開 | 株式会社CRI・ミドルウェアのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000088.000000925.html, (参照 24-12-20).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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