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公開：2024-12-20

タレントアンドアセスメントがAI面接サービスSHaiNを機能アップデート、受検者の利便性向上とアップロード時間を大幅短縮

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• タレントアンドアセスメントがAI面接サービスSHaiNを機能アップデート
• タップ機能搭載と録音中表示で受検者の利便性が向上
• データアップロード時間が約10分の1に短縮され効率化を実現

AI面接サービスSHaiNの機能アップデートで受検者の利便性が大幅に向上

タレントアンドアセスメントは対話型AI面接サービスSHaiNにおいて、受検者の面接体験を改善する機能アップデートを2024年12月に実施した。一部の回答画面でタップ機能を新たに搭載し、対話型の面接体験はそのままに受検負荷の軽減を図っている。^[1]

音声回答中の画面に「録音中」「録音準備中」の表示を追加することで、回答のタイミングがわかりやすくなり、受検ストレスの軽減に成功した。録音録画ファイルのサイズ縮小により、データのアップロード時間が大幅に短縮され、アップロード速度2.2Mbpsの場合では約3分16秒から約24秒へと約10分の1になった。

SHaiNは2024年11月末時点で660社以上の企業に導入されており、遠隔地受検者への面接機会の提供や面接評価レポートの有効活用、採用担当者の工数削減による負担減などの部分で高い評価を得ている。EUのAI規制法に対応し、人間による監視体制やログの記録管理、第三者による適合性の評価といった基準を満たしている。

SHaiNのアップデート機能まとめ

SHaiNの詳細はこちら

対話型AI面接について

対話型AI面接とは、人工知能が人間の代わりに面接を実施する採用選考の手法のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 評価のばらつきを改善し、合否基準を統一化
• 24時間365日いつでも受検可能で機会損失を低減
• 面接評価レポートを活用し、採用判断を効率化

東京大学との共同開発により、45,000件以上の機械学習データを基に戦略採用メソッドを構築している。評価プロセスにおいては根拠説明の可能な構造を採用しており、学歴や性別、国籍に関係なく公平公正な評価を実現している。

SHaiNの機能アップデートに関する考察

SHaiNの機能アップデートは、受検者の利便性向上に焦点を当てた実用的な改善となっている。タップ機能の搭載により操作性が向上し、録音状態の明確な表示によって受検者の不安や戸惑いが軽減されることで、より自然な面接体験を提供することが可能となった。

アップロード時間の大幅な短縮は、特に通信環境が不安定な場所からの受検や、多数の応募者を抱える企業にとって重要な改善点となるだろう。一方で、AI面接の普及に伴い、受検者の間で対策方法が共有されることで、真の実力や適性が評価しづらくなる可能性も考えられる。

今後は機械学習データのさらなる蓄積により、より精度の高い評価が可能になることが期待される。また、多言語対応や障がい者への配慮機能の追加など、より多様な候補者に対応できるシステムの構築が求められるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「対話型AI面接サービスSHaiN　機能アップデートで大幅に受検者の利便性向上 | 株式会社タレントアンドアセスメントのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000123.000011421.html, (参照 24-12-20).

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