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公開：2025-01-10

電子決済等代行事業者協会がウェブアクセシビリティ勉強会を開催、金融サービスの利便性向上へ向けた取り組みを加速

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 電子決済等代行事業者協会がアクセシビリティ勉強会を開催
• フリー社とマネーフォワード社による講演とパネル討論を実施
• 金融庁所管の障害者週間関連行事として実施される

金融サービス事業者向けウェブアクセシビリティ勉強会の開催が決定

一般社団法人電子決済等代行事業者協会は高齢者や障害者を含むすべてのユーザーに向けた金融サービス改善のため、2025年1月27日より「金融サービスにおけるウェブアクセシビリティ勉強会」をオンラインで開催することを発表した。アクセシビリティチェックリストを独自に公開しているフリー株式会社と株式会社マネーフォワードの担当者がアクセシビリティ対応における課題や留意点について講演を行うことが決定している。^[1]

金融庁所管の2024年度障害者週間の関連行事として位置づけられた本勉強会は、協会の会員以外の事業者も参加可能となっており、金融サービスのアクセシビリティ向上を目指す幅広い事業者の参加を募集している。アクセシビリティステートメントの実践や合理的配慮の具体的な実装方法について、第一線で活躍する専門家による知見の共有が行われる予定だ。

パネルディスカッションでは、フリー株式会社のデザインリサーチャーとマネーフォワード社の執行役員CDOが登壇し、アクセシビリティ対応の加速に向けた議論を展開する。業界全体でのアクセシビリティ対応の標準化や普及促進に向けた取り組みが、実務者の視点から具体的に語られることになっている。

ウェブアクセシビリティ勉強会の概要

勉強会の申し込みはこちら

ウェブアクセシビリティについて

ウェブアクセシビリティとは、高齢者や障害者など心身の機能に制約のある人を含めた全てのユーザーが、さまざまな環境でウェブサービスや機能を利用できることを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 多様なユーザーの利用環境への適応
• 障害者や高齢者への合理的配慮の実装
• サービスの公平な利用機会の確保

金融サービスにおけるウェブアクセシビリティの重要性は年々高まっており、各企業は独自のアクセシビリティチェックリストの作成や対応指針の策定を進めている。電子決済等代行事業者協会による今回の勉強会は、業界全体でのアクセシビリティ対応の加速と標準化を目指す重要な取り組みとなっている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「1月27日(月)に電子決済等代行事業者協会主催「金融サービスにおけるウェブアクセシビリティ勉強会」を開催 | 一般社団法人電子決済等代行事業者協会のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000119201.html, (参照 25-01-10).
2. 金融庁. https://www.fsa.go.jp/

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