ソフトバンクのPrimeDriveがOkta Integration Networkに登録、シングルサインオン設定の効率化を実現

PR TIMES より
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記事の要約
- ソフトバンクのPrimeDriveがOkta Integration Networkに登録完了
- OktaユーザーはPrimeDriveとのSSO設定が容易に
- ISO27001やISMAPなど高セキュリティ基準を満たす
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ソフトバンクのPrimeDriveがOkta Integration Networkに登録
Okta Japan株式会社は2025年1月10日、ソフトバンク株式会社が提供する法人向けオンラインストレージ「PrimeDrive」をOkta Integration Network(OIN)に登録したことを発表した。OINはOktaのアイデンティティ管理ソリューション「Okta Workforce Identity Cloud」と事前連携する7,500以上のアプリテンプレート群であり、PrimeDriveの登録によってSAML方式を利用したシングルサインオン(SSO)の設定が容易になるのだ。[1]
PrimeDriveは大容量ファイルの共有に特化した法人向けオンラインストレージサービスとして、高度なセキュリティ基準を満たしている。ISO27001やISO27017の認証を取得し、さらにISMAP(政府認定クラウド)としても認定されており、企業や組織が安全にデータを管理できる環境を提供している。
クラウド型アプリケーションの導入数増加に伴い、IT管理者は利用者が安全にアプリケーションを使用できるようSSO設定を迅速に行うことが求められている。OINへの登録により、IT管理者はアプリケーションをSSOに追加する作業時間を大幅に短縮でき、業務効率の向上が期待できるだろう。
PrimeDriveの主な機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
主なセキュリティ認証 | ISO27001、ISO27017、ISMAP |
主な機能 | 大容量ファイル共有、ペーパーレス会議対応 |
対応デバイス | iPad、iPhone |
SSO連携 | SAML方式 |
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シングルサインオン(SSO)について
シングルサインオン(SSO)とは、1回の認証で複数のサービスやアプリケーションにアクセスできる仕組みのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 複数のサービスに対する認証を一元管理
- ユーザーのパスワード管理負荷を軽減
- セキュリティリスクを低減し運用効率を向上
SSOの実装方式の一つであるSAML(Security Assertion Markup Language)は、複数のシステム間で認証情報を安全に連携させるための標準規格として広く採用されている。PrimeDriveもこのSAML方式を採用することで、Oktaを利用する組織のセキュリティ要件に応えつつ、利便性の高いアクセス管理を実現している。
Okta Integration Networkの登録に関する考察
PrimeDriveのOkta Integration Network登録は、企業のクラウドサービス導入における重要な前進となるだろう。特に、複数のクラウドサービスを利用する企業にとって、認証管理の煩雑さは大きな課題となっており、SSOによる一元管理は業務効率の向上に直結するものだ。セキュリティ面でも、個別の認証情報管理が不要になることでリスクの低減が期待できる。
今後は、クラウドサービス間の連携がさらに加速することが予想される。特に、政府認定クラウドとしての認証を持つPrimeDriveは、公共機関や大企業での採用が増加する可能性が高く、OINへの登録はその流れを後押しするだろう。アプリケーション連携の標準化により、より多くの組織がクラウドサービスを効率的に活用できるようになるはずだ。
一方で、クラウドサービスの増加に伴い、セキュリティインシデントのリスクも高まることが懸念される。SSOによる認証の一元管理は、運用効率を向上させる一方で、認証基盤自体の堅牢性がより重要になってくる。Oktaには、今後も強固なセキュリティ基盤の提供者としての役割が期待される。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「ソフトバンクの法人向けオンラインストレージ「PrimeDrive」が、Oktaの「Okta Integration Network」に登録 | Okta Japan株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000137.000063011.html, (参照 25-01-11).
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