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オーディオテクニカが世界初のマイカフィラー制振材採用カーオーディオケーブルを発表、高音質と制振性を両立した新技術で業界をリード

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • オーディオテクニカが新カーオーディオケーブルを発売
  • 制振材マイカフィラーを世界初採用した全12モデル
  • スピーカーケーブルとパワーケーブルに新技術を導入

オーディオテクニカが世界初のマイカフィラー制振材を採用したカーオーディオケーブルを発表

オーディオテクニカは、カーオーディオ向け「Rexat」シリーズの新製品として、制振材にマイカフィラーを世界初採用したスピーカーケーブルとパワーケーブル、端子類の全12モデルを2025年1月24日から順次発売することを発表した。カーオーディオの音質向上を追求した新製品は、天然鉱物であるマイカを粉砕して得られる高弾性率・高アスペクト比の薄い板状補強材を制振材として使用している。[1]

オーディオテクニカは高級モデルとして、7N-Class D.U.C.C.とPCUHD、6N-OFC、HYPER OFCの4種の導体を組み合わせたクワトロハイブリッドモデルを2025年2月21日から提供することを決定した。この新しい技術により、高域から低域まで幅広い音域の表現が可能となり、豊かな音場空間を創出することが期待できる。

新製品のラインナップには、経年劣化に強いルテニウムメッキを採用した3層コーティングを施した平型端子とギボシ端子も含まれており、鮮やかで広がりのある音質を実現している。さらに端子類には福井県鯖江のメガネ産業で培われた高度なメッキ加工技術を採用することで、高い信頼性と優れた音質特性を両立している。

オーディオテクニカの新製品まとめ

製品種別 モデル 発売日 価格(税込)
スピーカーケーブル AT-RX3500S 2025年1月24日 3,850円/m
パワーケーブル AT-RX3514P 2025年1月24日 2,860円/m
平型端子 AT-RXT250Lb 2025年1月24日 3,850円
プレミアムモデル AT-RX4500S 2025年2月21日 7,700円/m

マイカフィラーについて

マイカフィラーとは、天然鉱物の雲母を粉砕して得られる高弾性率・高アスペクト比を持つ薄い板状の補強材のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • 優れた制振性能と高音質を両立する特殊素材
  • 自動車業界や建築業界で実績のある安全性
  • 高い耐熱性と絶縁性を持つ理想的な制振材料

オーディオケーブルの外側のPVCシースにマイカフィラーを添加することで、高制振性と優れた音質特性を実現することが可能となった。この技術革新により、高域から低域までのレンジが広がり、低域の量感が向上するため、解像度が高くメリハリのある音質表現が可能になっている。

参考サイト

  1. ^ オーディオテクニカ. 「制振材として世界初となるマイカフィラーを採用。優れた制振性と⾼⾳質を両⽴するスピーカーケーブルとパワーケーブルを発売」. https://www.audio-technica.co.jp/news/detail/279, (参照 25-01-11).

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