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公開：2025-01-11

ホンダがCES 2025で車載OS「ASIMO OS」とEV新シリーズ「Honda 0」を発表、自動運転レベル3技術の搭載で注目集める

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• ホンダがCES 2025で車載OS「ASIMO OS」を発表
• 2026年投入予定のEVシリーズ「Honda 0」2車種を公開
• 自動運転レベル3技術を搭載し段階的に展開予定

ホンダが車載OS「ASIMO OS」とEVの新シリーズを発表

本田技研工業（ホンダ）は2025年1月8日、米国ラスベガスで開催中のCES 2025において、独自開発の車載OS「ASIMO OS」を発表した。このASIMO OSは、2026年からグローバル市場への投入を予定しているEVカー「Honda 0シリーズ」のプロトタイプ2車種に搭載される予定となっている。^[1]

ASIMO OSは自動運転システムや先進運転支援システム、車載インフォテイメントなどの制御を統合的に管理するビークルOSとして開発された。Honda 0シリーズでは高速道路での渋滞時における自動運転レベル3技術から段階的に搭載し、OTAによる機能アップデートを通じて適用範囲を拡大していく予定だ。

Honda 0シリーズのプロトタイプとして公開された「Honda 0 SALOON」と「Honda 0 SUV」は、新開発のEV専用アーキテクチャーをベースに設計されている。ルネサスエレクトロニクスと共同開発する高性能SoCを採用することで、2000TOPSのAI性能を20TOPS/Wの電力効率で実現する見込みである。

Honda 0シリーズの主要機能まとめ

自動運転レベル3について

自動運転レベル3とは、特定の条件下で運転操作の全てをシステムが行う条件付自動運転のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• システムが運転操作の全てを実施可能
• 特定条件下でドライバーは運転以外の作業が可能
• 緊急時はドライバーに運転交代を要請

ホンダは2021年に世界で初めて自動運転レベル3を実用化しており、Honda 0シリーズではその技術を更に進化させている。新シリーズでは高速道路での渋滞時における自動運転から開始し、映画鑑賞やリモート会議などのセカンドタスクを可能にする技術として展開される予定だ。

参考サイト

1. ^ 本田技研工業株式会社. 「「Honda 0 SALOON」、「Honda 0 SUV」をCES 2025で世界初公開 | Honda 企業情報サイト」. https://global.honda/jp/news/2025/c250108a.html, (参照 25-01-11).

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