セキュリティ

SECURITY

公開：2025-01-16

スタメンがIT資産管理ツールWatchyをJapan IT Week関西に出展、中小企業の情報漏洩対策を支援

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• スタメンがJapan IT Week関西にWatchyを出展
• IT資産管理・操作ログ管理ツールを中小企業向けに提供
• 基本料金とPC1台・1機能100円から利用可能

Watchyのセキュリティ管理機能と導入メリット

株式会社スタメンは中小企業向けのIT資産管理・操作ログ管理ツールWatchyを2025年1月15日から17日までインテックス大阪で開催されるJapan IT Week関西に出展することを発表した。Watchyは情報漏洩対策と企業の情報セキュリティ強化を実現する管理ツールとして、必要な機能を必要な台数だけ契約できる柔軟な料金体系を特徴としている。^[1]

Watchyはシンプルで使いやすい管理画面を採用しており、システム担当者の負担を大幅に軽減することが可能である。設定やログの閲覧も容易に行えるため、情報システム部門がない中小企業でも適切なIT資産管理と操作ログ管理を実現することができるだろう。

スタメンは2016年1月の設立以来、HR領域のSaaS事業を中心に展開し2020年12月に株式上場を果たしている。2023年2月には新規事業としてWatchyをリリースし、グループ3つ目のSaaS型サービスとして中小企業の情報セキュリティ管理を支援している。

Watchyの機能まとめ

Watchyの詳細はこちら

IT資産管理について

IT資産管理とは、企業が保有するハードウェアやソフトウェアなどのIT資産を一元的に管理する取り組みのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• ハードウェアとソフトウェアの利用状況を把握し適切に管理
• セキュリティリスクの早期発見と対策が可能
• コストの最適化とコンプライアンス対応を実現

IT資産管理ツールは情報漏洩対策としても重要な役割を果たしており、従業員の操作ログを収集・分析することでセキュリティインシデントの予防に貢献している。Watchyは中小企業向けに特化した機能を提供し、専門知識がなくても容易に導入・運用できる設計となっているのが特徴だ。

Watchyに関する考察

Watchyが提供する従量課金制の料金体系は、中小企業のIT資産管理における大きな課題であるコスト面での負担を軽減する画期的なアプローチである。必要最小限の機能から始められる柔軟性は、特に情報システム部門を持たない中小企業にとって、段階的な情報セキュリティ対策の実現を可能にするだろう。

一方で、今後の課題として操作ログの収集・分析における従業員のプライバシー保護とコンプライアンス対応の両立が挙げられる。従業員の行動監視と個人情報保護のバランスを取りながら、効果的なセキュリティ対策を実施することが求められるだろう。

将来的には人工知能を活用した異常検知機能や、クラウドサービスとの連携強化など、より高度な機能の追加が期待される。中小企業のDX推進を支援するツールとして、Watchyの果たす役割は今後さらに重要性を増すに違いない。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Watchy（ウォッチー）が関西最大級のIT・DX総合展示会 Japan IT Week関西に出展 | 株式会社スタメンのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000271.000023589.html, (参照 25-01-16).

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