ヘッドスプリングが200kVA大容量SiCインバータを発表、EVモータシステムの開発効率化に貢献
PR TIMES より
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記事の要約
- ヘッドスプリングが200kVA大容量SiCインバータを発表
- 高電圧・高効率な次世代モータ駆動システムを実現
- EV向け開発評価環境の構築が可能に
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200kVA大容量SiCインバータの特徴とEV開発支援機能
ヘッドスプリング株式会社は、モビリティの電動化分野に対応した新製品「200kVA大容量SiCインバータ」を2025年1月17日に発表した。次世代モータおよびモータ駆動システムの開発・評価を可能にするインバータ装置であり、最新世代のSiCパワーデバイスを採用することで高い耐圧性能や低損失性能を実現している。[1]
新製品は最大DC800Vの高電圧に対応しており、従来のSiデバイスを使用したインバータと比較して損失を大幅に低減することが可能となった。高速制御に対応したコントローラを搭載することで5万rpmの超高速回転をサポートし、最先端のモータ駆動システムの開発を強力に支援するだろう。
モータ駆動用アプリを活用することで、SiCインバータの性能を最大限に引き出したモータ駆動・評価が可能になっている。組込制御ソフトウェア開発キット「HSDT-KIT-B」を使用することでお客様独自の制御ソフトウェアを直接書き込むことができ、開発期間の大幅な短縮を実現した。
200kVA大容量SiCインバータの機能まとめ
電圧・効率 | 制御性能 | ソフトウェア | |
---|---|---|---|
主な特徴 | 最大DC800V対応 | 5万rpm超高速回転 | モータ駆動用アプリ搭載 |
技術的優位性 | 低損失性能実現 | FPGA高速制御対応 | HSDT-KIT-B対応 |
開発効果 | 高効率化実現 | 次世代システム評価 | 開発期間短縮 |
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SiCインバータについて
SiCインバータとは、炭化ケイ素(SiC)パワーデバイスを採用したインバータのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 従来のSiデバイスより高い耐圧性能を実現
- 低損失性能によりシステム効率を向上
- 高速スイッチングによる制御性能の向上
SiCインバータは電気自動車やハイブリッド車、燃料電池車などの電動モビリティの普及に伴い、駆動システムの中核技術として注目を集めている。地球温暖化対策や脱炭素への取り組みが進む中、各国や地域のインフラ整備状況や政策の違いに応じて多様な電動化アプローチで採用が進んでいる。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「クリーンエネルギーの未来を支える 新製品「200kVA大容量SiCインバータ」を提供開始 | ヘッドスプリング株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000143702.html, (参照 25-01-17).
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