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公開：2025-01-17

次世代ロボットエンジニア支援機構がエンジニア選手権1部リーグ2025の開催を発表、一人称視点操縦による対戦型ロボット競技が注目を集める

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• エンジニア選手権1部リーグ2025が島津アリーナ京都で開催
• 大型ロボットの一人称視点操縦による競技を実施
• フライングディスクを投げ合う同盟バトル方式で対戦

エンジニア選手権1部リーグ2025の開催概要

一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構は、エンジニア選手権1部リーグ2025（通称CoRE-1:2025）を2025年3月29日から30日にかけて島津アリーナ京都で開催することを2025年1月16日に発表した。本大会は大型ロボットを一人称視点で操縦し、フライングディスクを用いて相手ロボットの撃破を目指す競技性の高い大会となっている。^[1]

CoREの競技では、ロボット操縦手がロボットに取り付けられたカメラ映像を通じて操縦を行うFPSゲームのような形式を採用している。競技の特徴として同盟バトル方式を導入しており、敗退したチームが勝利チームと同盟を組んで次の試合に挑む仕組みによって、チーム間の連携と交渉力が重要な要素となっている。

出場チームには高等専門学校や大学、社会人チームなど多様な16チームが参加する予定だ。TKG、機襲藩、Tactical Majestic Creatorsをはじめとする強豪チームが集結し、エンジニアリングとチームワークを競い合う白熱した戦いが期待されている。

エンジニア選手権1部リーグ2025の実施概要

同盟バトル方式について

同盟バトル方式とは、ロボット競技における独自の対戦形式であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 敗退チームが勝利チームと同盟を組んで次戦に挑む
• チーム内外での連携と交渉力が重要
• 複数台のロボットによる協力戦略が鍵

エンジニア選手権では、従来のロボット競技とは異なり、チーム間の協力関係を重視した同盟バトル方式を採用している。この方式により、単なる技術力だけでなく、チームワークやコミュニケーション能力も含めた総合的なエンジニアリング能力の評価が可能となっている。

エンジニア選手権1部リーグ2025に関する考察

エンジニア選手権が採用する一人称視点での操縦方式は、実際のロボット制御とゲーム感覚を融合させた革新的なアプローチである。この方式により、若い世代のエンジニアがロボット工学に興味を持つきっかけとなり、次世代のエンジニア育成に大きく貢献することが期待できるだろう。

一方で、同盟バトル方式による対戦形式は、チーム間の技術力の差が顕著な場合、戦略的な面白さが失われる可能性がある。この課題に対しては、チーム編成時のバランス調整や、同盟を組む際のルール改定などが解決策として考えられるだろう。

今後は参加者の年齢層や技術レベルの多様化に応じて、競技ルールや評価基準の柔軟な見直しが必要になるだろう。エンジニアリングとチームワークを総合的に評価する本大会の取り組みが、日本のロボット工学の発展に大きく寄与することを期待したい。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「白熱のロボットeスポーツを見逃すな！エンジニア選手権1部リーグ2025 観戦申込開始【3月29-30日島津アリーナ京都】 | 一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000062410.html, (参照 25-01-17).

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