DX

ディーエックス

公開：2025-01-23

髙山不動産がいえらぶBBでWeb申込み受付を開始、不動産業務のDX化による効率向上へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• 髙山不動産がいえらぶBBでWeb申込み受付を開始
• いえらぶBBとCLOUDの連携で業務効率化を実現
• 賃貸管理戸数3,200戸超の髙山不動産がDXを推進

髙山不動産における不動産業務DXの推進

株式会社いえらぶGROUPは、賃貸管理戸数3,200戸を超える福岡県の髙山不動産に対して不動産の業者間流通プラットフォーム「いえらぶBB」の提供を2025年1月23日に開始した。髙山不動産は宗像市・直方市を中心に50年以上の歴史を持ち、宗像市における賃貸管理戸数で地域No.1の実績を誇る不動産会社である。^[1]

これまで髙山不動産では顧客管理システムとWeb申込みが分かれており、運用の煩雑さが課題となっていた。いえらぶBBのWeb申込み機能の導入により、入居申込み受付や進捗確認をプラットフォーム上で一括管理することが可能になり、業務効率が大幅に向上することが期待される。

全国の賃貸仲介会社は髙山不動産が管理する物件の空室状況をリアルタイムで確認し、オンラインで内見予約や入居申込みを行えるようになった。いえらぶCLOUDの顧客管理システムとの連携により、部署間の情報共有もスムーズになり、業務プロセス全体の効率化が実現している。

いえらぶBBの主な機能まとめ

いえらぶBBの詳細はこちら

業者間流通プラットフォームについて

業者間流通プラットフォームとは、不動産管理会社と仲介会社をオンラインでつなぎ、物件情報の共有や取引をデジタル化するシステムのことを指す。以下のような特徴が挙げられる。

• リアルタイムでの物件情報共有と更新
• オンラインでの内見予約と申込み処理
• システム連携による業務効率化

不動産業界では従来、物件情報の共有や申込み手続きが個別のシステムで管理されており、業務の非効率性が課題となっていた。業者間流通プラットフォームの導入により、物件情報の一元管理と申込み手続きのオンライン化が実現し、不動産取引全体の効率化とDX推進に寄与している。

不動産業界のDX推進に関する考察

不動産業界におけるDX推進は、業務効率化だけでなく顧客体験の向上にも大きな影響を与えることが期待される。特に賃貸物件の内見予約から申込みまでをオンラインで完結できる仕組みは、入居希望者の利便性を高めるとともに、不動産会社の業務負担を軽減する効果がある。

一方で、システム導入に伴う従業員の教育や、既存の業務フローの見直しなど、運用面での課題も考えられる。システムの利用率を高め、効果を最大化するためには、不動産会社側の積極的な取り組みとユーザーサポートの充実が必要不可欠となるだろう。

今後は不動産取引のデジタル化がさらに加速し、契約や重要事項説明のオンライン化など、より広範な業務のDXが進むことが予想される。業界全体でのDX推進により、不動産取引の透明性向上と顧客満足度の向上が実現すると考えられる。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「賃貸管理戸数3,200戸超えの髙山不動産が、「いえらぶBB」でWeb申込みを受付開始！ | 株式会社いえらぶGROUPのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000547.000008550.html, (参照 25-01-23).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「DX」に関するコラム一覧「DX」に関するニュース一覧