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公開：2025-01-23

フォントワークスが新書体「筑紫Fヴィンテージ明朝 RT」をリリース、繊細で優雅な表現が可能に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• フォントワークスが筑紫Fヴィンテージ明朝 RTを新発売
• 繊細・躍動・優雅の3つの特徴を持つ新書体
• 筑紫オールドゴシックに2つの新ウエイトを追加

フォントワークスの新書体「筑紫Fヴィンテージ明朝 RT」と「筑紫オールドゴシック」の拡充

フォントワークス株式会社は和文書体「筑紫Fヴィンテージ明朝 RT」を2025年1月22日にリリースした。筑紫ヴィンテージ明朝シリーズの4書体目となる本書体は、従来の漢字の細い部分をより薄く処理し繊細さを表現しており、自筆のペン書きフォルムによる仮名デザインで手書きの躍動感を実現している。^[1]

筑紫Fヴィンテージ明朝の特長として、カタカナの横画における始筆部が独特な点が挙げられる。スタンダードな明朝体と比較して滑らかで漢字の横画のような剛直な印象を与え、文章を組んだ際にこれまでにないユニークな視覚的効果を生み出すことが可能だ。

同社は筑紫オールドゴシックにも新たなウエイトを追加している。書籍など幅広いジャンルで人気の和文書体である筑紫オールドゴシックに、EL（Extra Light）とL（Light）の2ウエイトが追加され、合計8ウエイトのファミリーとして展開されることになった。

筑紫Fヴィンテージ明朝の特徴まとめ

フォントワークス公式サイトはこちら

スモールキャピタルについて

スモールキャピタルとは、欧文フォントにおける特殊な文字スタイルのことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 大文字と同じデザインで小文字の高さに合わせた文字
• 本文中での強調や装飾的な表現に使用
• 読みやすさと視覚的な統一感を両立

筑紫Fヴィンテージ明朝では付属欧文のイタリック体収容部分にスモールキャピタルを収録している。このような特殊文字の実装により、和文フォントでありながら欧文での表現力も高く、様々なデザインニーズに対応することが可能になった。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「フォントワークス、優雅で躍動感あふれる新書体「筑紫Fヴィンテージ明朝 RT」をリリース、ゴシック体「筑紫オールドゴシック」2ウエイトを追加 | フォントワークス株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000024605.html, (参照 25-01-23).

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