セキュリティ

SECURITY

公開：2025-01-23

CTCとCequenceが国内初の販売代理店契約を締結、APIセキュリティプラットフォームの提供でセキュアな環境構築を支援

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• CTCが米Cequenceと国内初の販売代理店契約を締結
• APIセキュリティプラットフォームの提供を開始
• Managed API Securityアセスメントサービスも同時提供

CTCとCequenceの提携によりAPIセキュリティ対策が強化

伊藤忠テクノソリューションズは2025年1月22日、APIセキュリティソリューションを展開する米Cequence Securityと国内初となる販売代理店契約を締結したと発表した。この契約により、CTCはAPIの可視化や監視、脅威への防御を行うCequenceのAPIセキュリティプラットフォームの提供を開始することになった。^[1]

CTCはAPIセキュリティプラットフォームを活用し、APIセキュリティの導入に向けた現状分析と脆弱性の可視化を通じてセキュアなAPI環境を提案する「Managed API Securityアセスメントサービス」の提供も開始する。通信事業や金融業、官公庁を中心に展開し、3年間で5億円の売上を目指している。

Cequenceのプラットフォームは、従業員が許可なく連携するシャドーAPIを含めた自社システムの全体像を可視化し、リアルタイム監視から脅威に対する防御、緩和までを包括的に実行できる。AI（機械学習）を活用することで、APIを通した未知の悪意のある連携にも対応可能だ。

APIセキュリティサービスの概要

APIについて

APIとは「Application Programming Interface」の略称で、異なるソフトウェアやサービスの機能を連携させるための仕組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 複雑な機能の実装を容易にする
• 開発期間とコストの削減に貢献
• 外部サービスとの連携を可能にする

APIの利用拡大に伴い、重要なデータやシステムへの不正アクセスの危険性も高まっている。そのため、APIの可視化と管理を徹底し、適切なセキュリティ対策を行う仕組みが求められており、CTCとCequenceの提携により、より安全なAPI環境の構築が期待できる。

参考サイト

1. ^ . 「米Cequence Security社と国内初の販売代理店契約を締結（2025年01月22日） | CTC - 伊藤忠テクノソリューションズ」. https://www.ctc-g.co.jp/company/release/20250122-01857.html, (参照 25-01-23).

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