ソフトウェア

SOFTWARE

公開：2025-01-25

株式会社Malmeが土木設計図面管理システムCiviLinkのプロトタイプをリリース、品質管理と照査作業の効率化を実現へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Malmeが土木設計図面管理システムCiviLinkのプロトタイプをリリース
• 図面のチェック・照査作業の効率化と品質管理を実現
• 2025年4月の正式リリースに向け試用版の提供を開始

土木設計図面の品質管理システムCiviLinkが試用版を公開

株式会社Malmeは土木設計図面のチェック・照査・品質管理工程を最適化するシステム「CiviLink」のプロトタイプを2025年1月23日にリリースした。このシステムは図面作成過程の重要な履歴情報を記録・共有できる環境を提供し、チェック項目やノウハウとして運用することが可能になっている。^[1]

CiviLinkはAI照査機能や2次元/3次元の相互連携技術を実装することで照査作業の省力化を実現し、技術者の膨大な作業時間と労力の削減を可能にしている。土木実務の現場における属人的な環境下での図面情報管理の難しさや、体系的な品質管理の困難さを解決することを目指すものだ。

さらにMalmeは2025年4月の正式リリースに向けて、一部のユーザーに試用版の提供を開始することを決定した。この試用版では照査の記録と共有機能が実装され、将来的にはAIを活用した照査の省力化機能や2D⇔3Dの相互連携機能なども追加される予定になっている。

CiviLinkの機能まとめ

Malme公式サイトはこちら

BIM/CIMについて

BIM/CIMとは、Building/Construction Information Modelingの略称で、建設・土木分野におけるデジタル化技術の中核を担うものである。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 3次元モデルによる建築物や構造物の可視化と情報管理
• 設計から施工、維持管理までのライフサイクル全体での活用
• 関係者間での情報共有と合意形成の効率化

BIM/CIMは土木設計における品質向上とともに、作業効率化にも大きく貢献する技術として注目を集めている。CiviLinkのような品質管理システムとBIM/CIMを組み合わせることで、より効果的な設計プロセスの実現と技術者の負担軽減が期待できるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「土木設計図面のチェック・照査・品質管理の課題を解決する「CiviLink」。プロトタイプのリリースを決定 | 株式会社Malmeのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000076112.html, (参照 25-01-25).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「ソフトウェア」に関するコラム一覧「ソフトウェア」に関するニュース一覧