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公開：2025-01-25

IBMとSAPがRISE with SAP on IBM Power Virtual Serverを発表、90日以内のクラウド移行とコスト30%削減を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• IBMとSAPがRISE with SAP on IBM Power Virtual Serverを発表
• 90日以内のERP環境クラウド移行を実現
• インフラコストと関連業務を30%削減可能に

RISE with SAP on IBM Power Virtual Serverによるクラウド移行の効率化

IBMとSAPは2025年第2四半期からRISE with SAP on IBM Power Virtual Serverの提供を開始することを発表した。このサービスはIBM Powerを利用する顧客のERP環境をクラウドへ90日以内に移行することを可能にし、AIを活用したビジネスプロセス変革の推進を実現している。^[1]

RISE with SAPは企業のオペレーティングモデルの再考と変革推進を支援する成果重視型のサービスとして位置づけられており、クラウドERPとプラットフォームを提供している。IBMとSAPの新たなハイパースケーラーオファリングによってSAP S/4HANA Cloudへの移行におけるリスクが大幅に軽減されるだろう。

IBM PowerサーバーはSAP認定インフラストラクチャーにおいて可用性第1位にランクされており、高いセキュリティーと拡張性を備えている。IBMは自社のモダナイゼーションプロジェクトにおいて18か月間で175か国15万人以上のユーザーに関わる移行を実施し、インフラストラクチャーのコストと関連業務を30%削減することに成功した。

RISE with SAP on IBM Power Virtual Serverの特徴まとめ

ERPシステムについて

ERPシステムとは、Enterprise Resource Planningの略称であり、企業の経営資源を統合的に管理し、経営の効率化を図るための基幹システムのことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 企業の会計、販売、人事などの基幹業務を統合管理
• データの一元管理によるリアルタイムな情報共有
• 業務プロセスの標準化と効率化を実現

ERPシステムのクラウド移行は、システムの柔軟性向上とコスト削減を実現する重要な施策となっている。RISE with SAP on IBM Power Virtual Serverは、既存のIBM Power環境からクラウドへの移行を90日以内に実現し、インフラストラクチャーコストと関連業務を30%削減する効果をもたらすことが実証されている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「SAP S/4HANA® CloudによるERP変革を加速するRISE with SAP on IBM Power Virtual Serverを提供開始 | 日本アイ・ビー・エム株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000595.000046783.html, (参照 25-01-25).
2. IBM. https://www.ibm.com/jp-ja
3. SAP. https://www.sap.com/japan/index.html

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