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公開：2025-01-31

PIVOTがNotionエンタープライズプランとNotion AIを導入、生産性向上とガバナンス強化を実現へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• PIVOTがNotion AIとNotionエンタープライズプランを導入
• Notion AIで番組企画案作成と情報検索を効率化
• SSOと監査ログによるセキュリティ体制を強化

PIVOTのNotionエンタープライズプラン導入による生産性向上とガバナンス強化の実現

PIVOT株式会社は生産性向上とガバナンス強化を目指し、2024年10月にNotionエンタープライズプランとNotion AIを全社導入した。PIVOTは2022年6月のコンテンツ配信開始から半年でYouTube公式チャンネルの登録者数が10万人を突破し、現在では250万人を超える急成長を遂げている。^[1]

Notion AIの導入により、Notion上に存在する会社情報を参考にした生成AIの利用が可能となり、外部リサーチツールで収集した情報とPIVOTらしい番組構成を組み合わせた独自の番組企画案の作成を実現した。SlackやGoogle ドライブとの連携による情報検索や週報作成の効率化も進んでいる。

エンタープライズプランでは監査ログやSSOなどのセキュリティ機能を活用し、インシデント発生時の説明責任体制の構築と不正アクセス防止を実現した。ワークスペースアナリティクスによってユーザーのコンテンツ利用状況を可視化し、PIVOT独自のニーズに即した柔軟な利活用を促進している。

Notionエンタープライズプランの主な機能まとめ

PIVOTの公式サイトはこちら

監査ログについて

監査ログとは、システムやアプリケーション上で発生した操作や変更の記録を時系列で保存する機能のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 誰がどのような操作をしたかの追跡が可能
• データの共有状況や変更履歴を記録
• インシデント発生時の原因特定に活用

PIVOTが導入したNotionエンタープライズプランの監査ログ機能は、情報漏えいなどのインシデントが発生した際に重要な役割を果たす。Notion上のアクティビティを詳細に追跡することで、説明責任を果たすための証跡として活用できるのだ。

Notionエンタープライズプランの導入に関する考察

Notionエンタープライズプランの導入は、急成長するスタートアップ企業にとって生産性向上とガバナンス強化の両立を実現する有効な手段となっている。特にPIVOTのような映像メディア企業では、AIを活用した効率的な番組企画立案とセキュリティ体制の整備が事業の持続的な成長に不可欠な要素だろう。

今後の課題として、AIによる企画提案の質の向上と、セキュリティ機能の効果的な運用があげられる。特に生成AIの出力内容の品質管理と、監査ログの適切な分析・活用が重要になってくるだろう。セキュリティ体制の強化は必要不可欠だが、過度な制限によって業務効率が低下しないよう、バランスの取れた運用が求められる。

将来的には定量データとAIを組み合わせた番組制作の効率化が期待される。視聴数などの定量指標をデータベース化し、AIによる分析を通じて適切なスタッフィングを実現することで、より効率的な番組制作体制が構築できるはずだ。同時に、AIと人間の役割分担を明確にし、創造性を最大限に引き出す仕組みづくりが重要になってくるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「PIVOT、生産性の向上とガバナンス強化の両立に向けてNotion AIとNotionエンタープライズプランを導入 | Notion Labs Japan合同会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000088144.html, (参照 25-01-31).
2. Google. https://blog.google/intl/ja-jp/

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