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TISがPegasystemsとパートナーシップ契約を締結、金融システムのモダナイゼーション推進を加速

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • TISがPegasystemsとパートナーシップ契約を締結
  • Pega Infinityを活用したソリューション提供を開始
  • 金融モダナイゼーションの推進を加速

TISとPegasystemsのパートナーシップ契約締結を発表

TIS株式会社は企業のDX推進を支援するため、米Pegasystemsとのパートナーシップ契約を2025年1月に締結したことを2025年2月5日に発表した。Pegasystemsが保有するローコード開発機能とBPM機能を兼ね備えるPega Infinityを活用したソリューションの提供を開始することで、効率的なフロントエンド開発や業務プロセスの可視化・改善を実現する体制が整った。[1]

TISは金融業界を中心に柔軟性・俊敏性の高いフロントエンドを求める企業や複雑な業務プロセスを抱える企業に対してPega Infinityを活用したソリューションの計画立案や導入支援を提供することで、フロントエンドからバックエンドまで一気通貫のモダナイゼーションを実現する方針を示した。DX推進の遅れや経済損失を防ぐため、システム保守費用の増加やCOBOL技術者不足などの課題に対応した取り組みを強化するだろう。

既存のXenlon~神龍 モダナイゼーションサービスでバックエンドのCOBOLからJavaへの移行を支援してきたTISは、多様化する市場・顧客ニーズや不定期な商品改定に対応するため、Pega Infinityを活用したフロントエンド開発や業務プロセスの可視化・改善、自動化に特化したソリューションの提供を開始する方針を打ち出した。金融業界における基幹システムのモダナイゼーションを加速させる取り組みが本格化している。

TISとPegasystemsの提携内容まとめ

項目 詳細
契約締結日 2025年1月
発表日 2025年2月5日
主要製品 Pega Infinity(Pega Platformを中心とした各種製品群)
対象業界 金融業界を中心とした企業
提供サービス ソリューションの計画立案、導入支援、導入後の運用保守
Pega Infinityの詳細はこちら

ローコード開発について

ローコード開発とは、視覚的な開発環境を通じてアプリケーションを構築できる手法のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • プログラミングの専門知識が少なくても開発が可能
  • ドラッグ&ドロップによる直感的な操作
  • 開発期間の短縮と保守の効率化を実現

金融業界のシステム開発において、ローコード開発プラットフォームであるPega Infinityを活用することで、フロントエンド開発の効率化と業務プロセスの改善が期待できる。TISはPegasystemsとのパートナーシップを通じて、金融機関の基幹システムモダナイゼーションを支援し、DXの推進を加速させる体制を構築している。

参考サイト

  1. ^ TIS株式会社. 「TIS、Pegasystems Inc.とパートナーシップ契約を締結 | ニュースリリース | 2024年度 | ニュース | TIS株式会社」. https://www.tis.co.jp/news/2024/tis_news/20250205_1.html, (参照 25-02-08).

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