住友電工情報システムが楽々WorkflowIIの新バージョンを発売、PDFファイルのインライン表示機能とタイムスタンプ機能を強化
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記事の要約
- 楽々WorkflowII Ver.8.3.2.0の販売開始
- PDFファイルのインライン表示機能を追加
- タイムスタンプ連携オプションの利用用途を拡大
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住友電工情報システムが楽々WorkflowIIの新バージョンを発売
住友電工情報システム株式会社は2025年2月7日、電子承認・電子決裁システム「楽々WorkflowII Ver.8.3.2.0」およびオプション製品「タイムスタンプ連携オプション Ver.1.2.0.0」の販売を開始した。PDFファイルやテキストファイルのインライン表示機能が標準機能として追加され、申請内容の確認作業が効率化された。[1]
新バージョンでは申請フォームの添付ファイル項目において、従来必要だったダウンロード作業が不要になり、フォーム画面内で直接PDFファイルやテキストファイルの内容を確認できるようになった。添付ファイルの表示速度が向上し、業務効率の改善に貢献している。
タイムスタンプ連携オプション Ver.1.2.0.0では、電子帳簿保存法の要件に限定されていたタイムスタンプ付与機能の利用範囲が拡大された。その他の業務で添付するPDFファイルにもタイムスタンプを付与できるようになり、改ざん防止と証跡管理の強化が図られている。
楽々WorkflowII Ver.8.3.2.0の新機能まとめ
PDF・テキストインライン表示 | タイムスタンプ連携オプション | |
---|---|---|
主な特徴 | 画面内での直接表示が可能 | 電帳法以外での利用が可能 |
期待される効果 | 申請内容の確認作業効率化 | 改ざん防止と証跡管理の強化 |
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電子帳簿保存法について
電子帳簿保存法とは、帳簿書類の電子データでの保存を認める法律のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。
- 電子データによる帳簿書類の保存を法的に認める
- スキャナ保存制度ではタイムスタンプ付与が要件
- 電子取引データの保存における要件を規定
楽々WorkflowIIは電子帳簿保存法のJIIMA認証を取得しており、スキャナ保存と電子取引の両方に対応している。電子帳簿保存法に準拠したシステムとして、取引関係書類を適切に保存できる機能を提供している。
楽々WorkflowII Ver.8.3.2.0に関する考察
PDFファイルやテキストファイルのインライン表示機能の追加は、ユーザーの作業効率向上に大きく貢献する可能性がある。しかしながら大容量のPDFファイルを扱う場合、表示速度や動作安定性に影響が出る可能性も考えられるだろう。
今後はAI技術を活用したOCR機能との連携や、クラウドストレージサービスとの連携強化が期待される。さらに複数のPDFファイルの一括処理機能やバッチ処理機能の追加により、より効率的な業務フローの実現が可能になるだろう。
タイムスタンプ連携オプションの利用範囲拡大は、企業のコンプライアンス強化に大きく寄与する機能となる。今後は国際標準規格への対応や、ブロックチェーン技術との連携による更なる信頼性の向上が期待される。
参考サイト
- ^ 住友電工情報システム株式会社. 「楽々WorkflowIIがPDF・テキストインライン表示機能追加とタイムスタンプの利用用途を拡大 | ワークフロー 楽々WorkflowII」. https://www.sei-info.co.jp/workflow/news/news-wf20250207/, (参照 25-02-11).
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