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公開：2025-02-13

PECRONが新型ポータブル電源E500LFPを発売、リン酸鉄リチウムイオン電池採用で長寿命と安全性を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• PECRONが容量576Whのポータブル電源を発売
• 最大出力600Wで急速充電に対応
• 直販価格は31%オフの4万5,000円

PECRONが新型ポータブル電源E500LFPを発売、高性能かつ安全性に優れた設計を実現

PECRONは容量576Whで最大出力600Wのポータブル電源「E500LFP」を2025年2月12日に発売した。E500LFPは長寿命で安定性に優れるリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しており、3,500回以上の充放電サイクルを実現している。^[1]

急速充電機能により1.2時間で80%、1.6時間でフル充電が可能となっており、使用者の利便性を大幅に向上している。出力ポートはAC 2基、USB Type-C、USB Type-A 2基、シガーソケット、DC 12V、DC 24V、ワイヤレスと豊富に搭載されており、様々な機器への給電に対応している。

本体サイズは254×172×189mmで重量約6.75kgと持ち運びやすい設計となっており、ECO静音モードや入力電力調整機能も搭載している。BMSによるリアルタイムなセル監視や過充電・過放電保護など、充実した安全機能も備えている。

E500LFPの主な仕様と機能

リン酸鉄リチウムイオン電池について

リン酸鉄リチウムイオン電池とは、正極材料にリン酸鉄リチウムを使用した二次電池のことを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 高い安定性と長寿命設計を実現
• 3500回以上の充放電サイクルが可能
• 過充電や過放電に対する耐性が強い

リン酸鉄リチウムイオン電池は従来のリチウムイオン電池と比較して、より安全性が高く長寿命という特徴を持っている。E500LFPに採用されているリン酸鉄リチウムイオン電池は、BMSによる電圧や電流、温度の監視機能と組み合わせることで、より安全で信頼性の高い運用を実現している。

E500LFPのポータブル電源に関する考察

E500LFPの価格設定は直販で4万5,000円という競争力のある価格帯に設定されており、同クラスのポータブル電源市場において優位性を持つ可能性が高い。さらにリン酸鉄リチウムイオン電池の採用により、長期的な使用における経済性と信頼性を両立している点も評価できるだろう。

今後の課題として、ポータブル電源の需要増加に伴う供給体制の整備や、アフターサービス体制の充実が挙げられる。これらの課題に対しては、製造ラインの拡充や保証期間の延長、サポート体制の強化などが有効な解決策となり得るだろう。

将来的には、さらなる軽量化や充電時間の短縮、出力容量の増加など、技術革新による性能向上が期待される。特にソーラーパネルとの連携強化やスマートフォンアプリによる遠隔制御機能の拡充など、より使いやすい製品への進化が望まれる。

参考サイト

1. ^ PECRON JAPAN. 「PECRON E500LFP ポータブル電源」. https://www.pecron.jp/products/e500lfp, (参照 25-02-13).

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