ランスロットが拡張モニター向けツールRaiton1.0.0を公開、マルチモニター環境での作業効率が向上へ
記事の要約
- ランスロット社が拡張モニター用ツール「Raiton」を公開
- 拡張モニターの画面をウィンドウ表示が可能に
- 広告付きフリーソフトとして2月12日にリリース
ランスロットが開発した拡張モニター向けツールRaitonの機能詳細
株式会社ランスロットは2月12日、マルチモニター環境で利用可能な新しいツール「Raiton」をリリースした。Raitonは拡張モニターの画面をウィンドウ内に表示することができ、物理モニターだけでなく仮想モニターやHDMIダミープラグなどを使用した環境でも利用が可能となっている。[1]
PowerPointのスライドショーをウィンドウで表示したり、プレゼンテーション時に2画面を同時に表示したりするなど、幅広い用途での活用が見込まれている。Brynhildr Freeをベースにスタンドアロン化し、映像の圧縮や通信、音声、操作などの機能を削除して拡張モニターの表示に特化した設計となっている。
ウィンドウのメニューバーを右クリックすることでモニターやスケール、FPSの設定が可能で、ショートカットキーによる操作にも対応している。ウィンドウの位置とサイズなどの各種設定は記憶され、次回起動時に前回の状態が復元される仕組みとなっている。
Raitonの主な機能まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
対応環境 | 物理モニター、仮想モニター、HDMIダミープラグ |
主な機能 | 拡張モニター画面のウィンドウ表示、設定の保存と復元 |
操作方法 | メニューバーの右クリック、ショートカットキー(D/1-9) |
提供形態 | 広告付きフリーソフトウェア |
マルチモニター環境について
マルチモニター環境とは、複数のディスプレイを接続して使用するコンピューター環境のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 作業効率の向上と画面領域の拡大が可能
- 物理モニターと仮想モニターの併用に対応
- プレゼンテーションや開発作業での活用に最適
マルチモニター環境は業務効率の向上に大きく貢献するが、各モニターの内容を一元管理することが課題となっていた。Raitonはこの課題を解決し、拡張モニターの画面をメインモニター上のウィンドウで確認できる機能を提供することで、より効率的な作業環境の実現を可能にしている。
参考サイト
- ^ リモートデスクトップエンジニアのブログ。. 「拡張モニタービューワ「Raiton」リリース ( リモートデスクトップエンジニアのブログ。 )」. https://blog.x-row.net/?p=20110, (参照 25-02-21).
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