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公開：2025-02-22

サッポロ不動産開発がGlobal CityTech Bridgeに参画、都市緑化とサステナブル建材の実証開始へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• サッポロ不動産開発がGlobal CityTech Bridgeに社会実装パートナーとして参画
• エンドファイト社と新たな都市緑化モデルの実証へ
• New Norm Designとサステナブルな建材活用を推進

サッポロ不動産開発がCityTechイノベーション事業に参画

サッポロ不動産開発株式会社は2025年2月20日、東京都の「グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業」の一環であるGlobal CityTech Bridgeに社会実装パートナー企業として参画することを発表した。Global CityTech BridgeはCICと清水建設株式会社が共同運営する取り組みで、大都市関連テクノロジーのイノベーション創出と社会実装を目指している。^[1]

CICは2024年度に11の協働プロジェクトを採択しており、サッポロ不動産開発は2つのプロジェクトに参画することが決定した。エンドファイト社との協働では恵比寿ガーデンプレイス内の緑地での新たな都市緑化モデルの検証を行い、New Norm Design社との協働ではサステナブルな建材プラットフォーム「matinno」を活用した開発を進めていく。

これらのプロジェクトを通じて、恵比寿ガーデンプレイスの緑地維持とサステナブルな不動産開発の実現を目指している。スタートアップ企業との協働により、都市における環境配慮型の開発モデルを確立し、革新的なソリューションの社会実装を加速させることが期待されている。

Global CityTech Bridgeの協働プロジェクトまとめ

CityTechについて

CityTechとは、大都市関連テクノロジーの総称であり、都市が抱える様々な課題解決に向けた技術革新を指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• スマートシティや都市開発に関連する革新的技術
• モビリティやエネルギー、脱炭素などの分野を包括
• 都市のレジリエンス向上に貢献する技術ソリューション

東京都のグローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業では、CityTechを活用したイノベーション創出を重点的に推進している。スタートアップ企業と既存企業の協働により、都市課題の解決と新たな価値創造を目指すプロジェクトが展開されている。

Global CityTech Bridgeに関する考察

Global CityTech Bridgeの取り組みは、スタートアップと大手企業の協働によるイノベーション創出という点で画期的な施策といえる。特に都市緑化やサステナブル建材という環境配慮型の技術開発に焦点を当てていることは、今後の都市開発における重要な方向性を示している。

一方で、新技術の社会実装には規制対応やコスト面での課題が予想される。特に都市緑化技術については、長期的な効果検証や維持管理体制の確立が必要不可欠だ。これらの課題に対しては、行政との連携強化や実証実験の段階的な拡大により、持続可能な実装モデルを構築することが求められる。

将来的には、本プロジェクトで得られた知見を他の都市開発案件にも展開していくことが重要となる。スタートアップ企業の革新的技術と不動産デベロッパーの実務経験を組み合わせることで、より実効性の高いソリューションが生まれることが期待できるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「「東京都グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業」の1つ「Global CityTech Bridge」に、実装パートナー企業として参画決定 | サッポロ不動産開発株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000139.000016744.html, (参照 25-02-22).

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