FFRIセキュリティが経済安全保障重要技術育成プログラムに採択、サプライチェーンセキュリティの技術確立へ
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記事の要約
- FFRIセキュリティが経済安全保障重要技術育成プログラムに採択
- サプライチェーンセキュリティの不正機能検証技術の確立を目指す
- 最大6億円規模で5年間の研究開発を実施予定
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FFRIセキュリティの経済安全保障重要技術育成プログラム採択
FFRIセキュリティは2025年2月25日、内閣府主導のK Programにおける「サプライチェーンセキュリティに関する不正機能検証技術の確立」の研究開発課題に採択されたことを発表した。この研究開発課題では、不正機能事例の調査および類型化・体系化を行い、意図性評価の方法論整理および評価ツールの開発を進めていく予定だ。[1]
研究開発は2025年4月から5年間にわたって実施され、予算規模は最大6億円となる見込みである。FFRIセキュリティの金居良治専務取締役最高技術責任者が研究代表者として、不正機能の技術的特徴や外部的な周辺情報など、意図性を示す観点を網羅的に整理する取り組みを主導していく。
本プログラムはJSTおよびNEDOが研究推進法人となり、国際社会における我が国の確固たる地位確保に不可欠な先端的重要技術の研究開発を推進するものである。FFRIセキュリティは2007年の創業以来培ってきた技術力とリサーチ能力を活かし、新たな評価手法の確立に取り組んでいく。
研究開発プロジェクトの概要
項目 | 詳細 |
---|---|
研究開発課題名 | 不正機能の意図性評価に関する方法論整理及び評価ツールの開発(仮称) |
研究代表者 | 金居良治(FFRIセキュリティ専務取締役最高技術責任者) |
研究開発期間 | 2025年4月から5か年 |
予算規模 | 最大6億円(間接経費含む) |
実施機関 | 株式会社FFRIセキュリティ |
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サプライチェーンセキュリティについて
サプライチェーンセキュリティとは、製品やサービスの開発から提供に至るまでの全工程における安全性を確保するための取り組みのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。
- 部品調達から製造、流通まで全過程での安全性確保
- 不正機能や脆弱性の混入防止と検知
- 信頼できるサプライヤーの選定と継続的な監視
FFRIセキュリティは日本国内でセキュリティコア技術の研究開発を行う数少ない企業として、純国産の次世代エンドポイントセキュリティ製品を提供している。サプライチェーンセキュリティの分野でも、独自の技術力とリサーチ能力を活かした取り組みが期待される。
経済安全保障重要技術育成プログラムに関する考察
経済安全保障重要技術育成プログラムの採択は、国内のサイバーセキュリティ技術の発展において重要な意味を持つ。特に不正機能の意図性評価という新しい観点からの研究開発は、サプライチェーンセキュリティの信頼性向上に大きく貢献する可能性を秘めている。
今後の課題として、評価手法の標準化や国際的な連携体制の構築が挙げられる。不正機能の検出技術は日進月歩で進化しており、継続的な研究開発と評価基準の更新が必要となるだろう。
FFRIセキュリティには、本プログラムを通じて国内のサイバーセキュリティ技術の向上に寄与することが期待される。特に純国産の技術による自主的な安全保障体制の確立は、国際競争力の強化にもつながるはずだ。
参考サイト
- ^ PR TIMES. 「経済安全保障重要技術育成プログラム「サプライチェーンセキュリティに関する不正機能検証技術の確立(ファームウェア・ソフトウェア)」における「不正機能の意図性に関する評価手法」の研究開発課題に採択 | 株式会社FFRIセキュリティのプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000070844.html, (参照 25-02-27).
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