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公開：2025-03-01

国際社会経済研究所がデジタルヘルスシンポジウムを開催、人口減少・多死社会への対応策を議論へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• IISEがデジタルヘルスに関するシンポジウムを開催予定
• 人口減少・多死社会に対応するデジタル技術を議論
• 会場参加とオンラインのハイブリッド形式で実施

IISEが人口減少・多死社会に向けたデジタルヘルスシンポジウムを開催

NECグループの独立シンクタンクである国際社会経済研究所は、2025年3月24日に「人口減少・多死社会に対応したデジタルヘルス」をテーマとしたシンポジウムを開催することを発表した。2022年の人口動態統計では出生数が77万759人と過去最少を記録し、死亡数は156万9,050人と過去最多を記録したことを受け、社会保障費の増大や労働力不足への対応が喫緊の課題となっている。^[1]

本シンポジウムでは、人口構造の変化に伴うヘルスケア分野の現状を踏まえ、デジタルテクノロジーの利活用方法について議論が行われる。また、アクセシビリティ研究会による調査研究の成果報告も予定されており、参加者との活発な意見交換が期待されるものだ。

シンポジウムは日経・大手町セミナールーム2とZoomウェビナーを組み合わせたハイブリッド形式で開催される。会場での参加定員は70名で、休憩時間中には登壇者や研究会メンバーとのネットワーキングの機会も設けられており、ヘルスケア分野の課題解決に向けた具体的な議論が展開されるだろう。

デジタルヘルスシンポジウムの開催概要

シンポジウムの申し込みはこちら

多死社会について

多死社会とは、高齢化の進展に伴って死亡者数が急増する社会のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 人口構造の変化による死亡数の増加
• 医療・介護サービスの需要拡大
• 社会保障費の増大と労働力不足の深刻化

2024年4月からは医療従事者にも時間外・休日労働時間の上限規制が適用されることになり、医療現場での働き方改革が求められている。このような背景から、デジタルテクノロジーを活用した業務効率化や、医療・介護サービスの質の向上が重要な課題となっているのだ。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「IISEシンポジウム「人口減少・多死社会に対応したデジタルヘルス」開催＜国際社会経済研究所＞ | 株式会社国際社会経済研究所のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000146888.html, (参照 25-03-01).
2. NEC. https://jpn.nec.com/

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