セキュリティ

SECURITY

公開：2025-03-03

SBテクノロジーがXM Cyberプラットフォームを販売開始、継続的な脆弱性管理とセキュリティ対策の効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• SBTがXM Cyberのクラウド型管理プラットフォームを販売開始
• 攻撃者視点での脆弱性と設定ミスの検出が可能に
• 継続的な優先順位付けと具体的な修正手順を提供

SBTがCTEM実現を支援するXM Cyberプラットフォームを発表

SBテクノロジー株式会社は2025年2月27日より、イスラエルXM Cyber社が提供するクラウド型エクスポージャー管理プラットフォーム「XM Cyber」の販売を開始した。CTEMフレームワークに基づく本プラットフォームは、お客様環境の課題を攻撃者視点で検出し、効果的な修正のための優先順位付けを実現している。^[1]

近年のデジタル化推進やクラウドサービスの利用拡大により、多くの組織でIT資産が増加し、サイバー攻撃の対象領域が拡大・多様化している状況において、XM Cyberは脆弱性情報や認証情報、Active Directory設定など、攻撃者に悪用されるリスクを網羅的に検出することが可能だ。仮想シミュレーションによって実環境に影響を与えることなく、常に最新の状況を継続的にチェックできる特徴を持つ。

SBTは今後、XM Cyberの初期導入支援や導入後の運用支援を予定しており、お客様のITシステム環境のセキュリティレベル向上・強化に貢献していく方針を示している。複数のセキュリティ製品を運用する高度な人材が不足している組織において、包括的なセキュリティ対策の実現を支援することが期待される。

XM Cyberの機能まとめ

XM Cyberの詳細はこちら

CTEMについて

CTEMとは「Continuous Threat Exposure Management」の略称で、IT資産に対する脅威を継続的に管理・評価するための包括的なセキュリティ管理フレームワークを指す。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

• 潜在的なセキュリティリスクの早期特定
• 継続的な脅威の管理と評価
• 包括的なセキュリティ対策の実現

CTEMフレームワークを活用することで、組織は増加し続けるIT資産の脆弱性対応やクラウド環境におけるリスク対応を効率的に実施することが可能となる。XM Cyberのようなプラットフォームを活用することで、セキュリティ製品の個別運用による課題を解決し、統合的なセキュリティ管理を実現できる。

参考サイト

1. ^ SBテクノロジー (SBT). 「SBテクノロジー、CTEM実現を支援するプラットフォーム「XM Cyber」を販売開始 | SBテクノロジー (SBT)」. https://www.softbanktech.co.jp/news/release/press/2025/003/, (参照 25-03-03).

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