SNS

エスエヌエス

公開：2025-03-04

テテマーチのサキダチラボがInstagramの購買影響力を調査、高額商品購入者の58%が参考に

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• サキダチラボがSNSの価値証明に向け調査研究を強化
• 10万円以上の商品購入者のInstagram利用実態を調査
• 全3回シリーズでInstagramと購買行動の関係を解明

サキダチラボのSNSマーケティング調査強化による価値証明への取り組み

テテマーチ株式会社が運営するサキダチラボは、SNSの価値証明を目指して調査研究と情報発信の強化を2025年3月4日に発表した。サキダチラボは企業のマーケティング活動におけるSNSの価値を証明し、成果を上げるためのセオリーを導き出すことを目的として活動する調査機関である。^[1]

特にInstagramに関する調査では、10万円以上の商品・サービスを購入した消費者を対象に実態調査を実施し、高価格帯商品の購買行動におけるInstagramの影響力を詳細に分析している。調査結果は全3回のレポートとして公開され、各回で異なる観点からInstagramと購買行動の関係性を明らかにしている。

本調査は2024年5月に実施され、過去5年以内に10万円以上の商品・サービスを購入した消費者を対象としており、テテマーチのコンサルティング知見と組み合わせて分析が行われた。調査結果からは、知り合いではない一般人のUGCが最も参考にされており、購買フェーズによって参考にするアカウントや検索キーワードが変化することが判明している。

サキダチラボの調査結果まとめ

サキダチラボの詳細はこちら

UGCについて

UGCとは「User Generated Content（ユーザー生成コンテンツ）」の略称で、一般ユーザーが作成し投稿するコンテンツのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 企業が作成した広告コンテンツと比べて高い信頼性を持つ
• 実際の使用体験や生の声が反映されている
• 消費者目線での honest な評価が含まれる

SNSマーケティングにおいて、UGCは消費者の購買意思決定に重要な影響を与えている。特に高価格帯の商品・サービスにおいては、実際の使用者による評価や体験談が重要な判断材料となっており、企業のマーケティング戦略においても重要な要素として注目されている。

SNSマーケティング調査に関する考察

サキダチラボの調査によって明らかになったInstagramの影響力は、従来の購買行動モデルに大きな変革をもたらす可能性がある。特に高価格帯商品において58%もの消費者がInstagramを参考にしているという事実は、従来のマーケティング戦略の見直しを迫るものだろう。

一方で、SNSマーケティングにおける課題として、UGCの質の維持や信頼性の担保が挙げられる。企業がUGCを活用する際には、コンテンツの真正性を確保しつつ、自然な形で消費者とのエンゲージメントを築いていく必要があるだろう。

今後はAIやデータ分析技術の発展により、より精緻な購買行動分析が可能になると予想される。SNSマーケティングの効果測定手法も進化し、投資対効果の可視化がさらに進むことで、企業のマーケティング活動における意思決定がより確実なものになっていくだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「サキダチラボ、SNSの価値証明を目指しコンテンツを拡充！ | テテマーチ株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000190.000017171.html, (参照 25-03-04).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

「SNS」に関するコラム一覧「SNS」に関するニュース一覧