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公開：2025-03-08

グリーンコープくまもとがEVスマート充電システムeFleetを導入、充電コスト削減と電力需給の最適化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• グリーンコープくまもとがEVスマート充電システムを導入開始
• eFleetによって充電コストの削減と電力需給の最適化を実現
• 2027年までのカーボンニュートラル達成を目指す取り組みの一環

グリーンコープくまもとのEVスマート充電システム導入による脱炭素化推進

グリーンコープ生活協同組合くまもとは、アークエルテクノロジーズ株式会社のEVスマート充電・運行管理システムAAKEL eFleetのサービス提供を2025年3月6日より開始した。西部センターでは県内最多となる13,000人の組合員を抱えており、使用する30台の車両を全てEVへ切り替えを完了している。^[1]

eFleetシステムは電力の市場取引価格と車両の充電残量、施設の電力需要を基にして曜日・時間帯ごとの最適な充電スケジュールを自動制御することが可能となっている。複数の商用EVを運用する際に発生する電気料金の高騰や施設全体の電力需要との調整などの課題に対して、効果的な解決策を提供するだろう。

グリーンコープは2027年までに事業から排出される温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標を掲げており、積極的なEV導入を進めている。各事業所ではグリーンコープでんきが供給する再生可能エネルギーによる電力を最大限活用しており、EVの運用においても完全なゼロエミッションを実現している。

eFleetシステムの特徴まとめ

グリーンコープの詳細はこちら

カーボンニュートラルについて

カーボンニュートラルとは、事業活動から排出される温室効果ガスの実質排出量をゼロにすることを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡させる取り組み
• 再生可能エネルギーの活用や省エネルギー化が重要な施策
• 企業の環境負荷低減と持続可能な経営の両立を目指す

グリーンコープでは2027年までのカーボンニュートラル達成を目指し、EVフリートの導入やグリーンコープでんきによる再生可能エネルギー電力の活用を進めている。さらに国産品の充実による輸送時の温室効果ガス削減やリユース・リサイクルの推進など、総合的な取り組みを展開することで持続可能な事業運営を実現しようとしている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「グリーンコープ生協くまもと、EVトラックの最適充電マネジメントシステムのサービス提供を開始 | 一般社団法人グリーンコープ共同体のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000152.000123722.html, (参照 25-03-08).

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