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公開：2025-03-14

SansanがBill Oneに新機能デジタルインボイスオプションを追加、Peppol対応で請求書処理の効率化を実現

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• Bill OneがPeppol対応のデジタルインボイス受領機能を提供開始
• 異なる形式の請求書を同じ業務フローで処理可能に
• TKCとの協業でPeppolアクセスポイントを実現

Bill Oneのデジタルインボイスオプション提供開始で業務効率化を実現

Sansan株式会社は2025年3月13日、インボイス管理サービス「Bill One」において新機能「デジタルインボイスオプション」の提供を開始した。新機能により、Peppolネットワークを通じて送付されるデジタルインボイスをBill One上で受領することが可能となり、メールや郵送による請求書と同様の業務フローで処理できる環境が整備された。^[1]

Peppolは請求書などの電子文書を標準化されたフォーマットでやり取りするための国際標準規格であり、欧州を中心に30カ国以上で採用されている。日本においても2022年からデジタル庁を中心に普及に向けた取り組みが進められており、一部企業での導入が開始されている段階だ。

さらにBill Oneでは、デジタルインボイスの発行者側がPeppol IDに加えて各担当者のメールアドレスを指定できる機能を実装している。また受領したデジタルインボイスからPDF形式の請求書を自動生成する機能により、担当者は従来と同様の操作感で業務を遂行できる環境が実現された。

デジタルインボイスオプションの機能まとめ

Bill Oneの詳細はこちら

Peppolについて

Peppolとは、電子文書を標準化されたフォーマットでやり取りするための国際標準規格のことを指しており、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 請求書などの電子文書を標準化された形式で交換可能
• 欧州を中心に30カ国以上で採用される国際規格
• 安全な文書送受信のためのアクセスポイント制度を整備

Peppolを活用したデジタルインボイスには明細情報もデジタルデータとして付帯されるため、従来の紙やPDFでの請求書処理と比較して大幅な効率化が期待できる。月次決算の遅延要因となっていた目視確認作業の自動化も視野に入れた開発が進められている。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「Bill Oneが「デジタルインボイスオプション」を提供開始　　　Peppol対応のインボイス受領が可能に | Sansan株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000659.000049627.html, (参照 25-03-14).
2. デジタル庁. https://www.digital.go.jp/

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