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公開：2025-03-14

フォトシンスとSansanが新連携を発表、AkerunとMy Eight Cardでスマートオフィス環境の実現へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• AkerunとMy Eight Cardが連携開始
• デジタル名刺がスマートキーとして利用可能に
• オフィスの鍵と名刺を1枚のカードに統合

AkerunとMy Eight Cardの連携でスマートオフィス環境が進化

株式会社PhotosynthとSansan株式会社は2025年3月12日、クラウド型入退管理サービス「Akerun入退室管理システム」と名刺アプリ「Eight」のカード型デジタル名刺「My Eight Card」の連携を開始したと発表した。My Eight CardはNFCチップを内蔵したデジタル名刺であり、Akerunのスマートロックを施解錠するスマートキーとしても利用できるようになった。^[1]

Akerunは累計7,000社以上の企業に導入されており、既存のドアに後付け可能な特徴を持つクラウド型入退室管理システムとして実績を重ねてきた。My Eight Cardは相手のスマートフォンをかざすだけで名刺情報を共有できる機能を持ち、名刺忘れや名刺切れの心配がなく、ビジネスチャンスを逃さない利点を持つ。

両社は2025年4月25日までキャンペーンを実施し、Akerunを新規契約した企業に特典を提供する。既存のAkerun利用企業に対してもMy Eight Cardの無償提供を行うなど、オフィス環境のスマート化とデジタル名刺の普及を積極的に推進していく。

Akerun×My Eight Card連携の詳細

キャンペーンの詳細はこちら

クラウド型入退室管理システムについて

クラウド型入退室管理システムとは、インターネットを介してドアの施解錠やアクセス権限の管理を行うセキュリティシステムのことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• クラウドベースで運用されるため、遠隔での管理が可能
• 入退室履歴がリアルタイムで記録され、セキュリティ管理を強化
• 既存のドアに後付け可能で、導入コストを抑制

AkerunはIoTやクラウド技術を活用することで、従来型の入退室管理システムが抱えていた費用や工数、データ利活用の課題を解決している。スマートキーの活用により、利用者の利便性向上と同時に情報セキュリティの強化を実現する。

AkerunとMy Eight Card連携に関する考察

デジタル名刺と入退室管理システムの統合は、ビジネスパーソンの業務効率化に大きな可能性を秘めている。My Eight CardをAkerunのスマートキーとして利用できることで、従来は別々に管理していた名刺と鍵の機能が1枚のカードに集約され、ビジネスパーソンの持ち物が整理されるだろう。

今後の課題として、セキュリティ面での対策が重要になってくる。My Eight Cardの紛失や盗難時のリスク管理、権限設定の厳格化などが必要となるが、AkerunのWeb管理ツールを活用することで、即座にアクセス権限の無効化や変更が可能となっている。

両社の連携により、オフィスのデジタルトランスフォーメーションがさらに加速すると予測される。特に中小企業におけるスマートオフィス化の普及に貢献し、働き方改革を後押しする存在となることが期待できる。

参考サイト

1. ^ 株式会社フォトシンス. 「Akerunとカード型デジタル名刺「My Eight Card」の連携で、オフィスの鍵と名刺を1つのカードに統合してスマート化 | 株式会社フォトシンス Photosynth inc.」. https://photosynth.co.jp/topics/2025/akerun-eight/, (参照 25-03-14).

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