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ADATAがデュアルコネクタ搭載の超小型SSD「SC730」を発表、Type-CとType-A対応で利便性が向上

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • ADATAが超小型デュアルコネクタ対応SSD「SC730」を発表
  • USB Type-CとType-Aに対応し最大600MB/sの転送速度を実現
  • 容量は512GBと1TBの2モデルをラインナップ

ADATAが最小クラスのデュアルコネクタ対応外付けSSD「SC730」を発表

ADATAは2025年3月11日、USB Type-CとType-Aの両コネクタを搭載した超小型外付けSSD「SC730」を発表した。USB 3.2 Gen 2に対応し最大600MB/sの高速データ転送を実現しており、PCやスマートフォン、ゲーム機など幅広いデバイスとの接続が可能になっている。[1]

SC730は36mm×23.8mm×9.7mmという超小型サイズながら、USB Type-CとType-Aの両コネクタを内蔵することで利便性を高めている。重量はわずか7.8gと軽量で、PlayStation 5やXbox Series X/Sなどのゲーム機との接続もサポートしており、多様な用途での活用が期待できる。

外装には環境に配慮した50%のリサイクル材を採用し、製造時のカーボン排出量を39%削減することに成功している。また表面には指紋が付きにくい虹色のナノインプリント加工が施され、デザイン性と実用性を両立した製品となっている。

SC730の主な仕様と特徴

項目 詳細
対応インターフェース USB 3.2 Gen 2(Type-C/Type-A)
転送速度 最大600MB/s
容量 512GB/1TB
サイズ 36mm×23.8mm×9.7mm
重量 7.8g
対応機器 PC、スマートフォン、PlayStation 5、Xbox Series X/S

USB 3.2 Gen 2について

USB 3.2 Gen 2は、USBの規格の一つで高速なデータ転送を実現する技術規格である。主な特徴として、以下のような点が挙げられる。

  • 最大10Gbpsの理論転送速度を実現
  • Type-CとType-A両方のコネクタに対応
  • 後方互換性を維持しながら高速転送が可能

USB 3.2 Gen 2は従来のUSB 3.0と比較して2倍の転送速度を実現しており、大容量データの転送に適している。SC730はこの規格を採用することで、4K動画や高解像度写真などの大容量データを効率的に扱うことが可能になっている。

SC730に関する考察

SC730の最大の特徴は、超小型ボディに2つの異なるUSBコネクタを搭載した点にある。スマートフォンやタブレット、PCなど様々なデバイスとの接続が可能になることで、ユーザーはケーブルやアダプターを持ち歩く必要がなくなり、利便性が大幅に向上するだろう。

今後の課題として、さらなる高速化への対応が考えられる。USB4Thunderboltなどより高速な規格への対応を進めることで、より大容量のデータ転送にも対応できるようになるはずだ。同時に、耐久性や信頼性の向上も重要な課題となっている。

将来的には、AI機能の搭載やクラウドストレージとの連携機能の追加など、単なるストレージデバイスを超えた新しい価値の提供が期待される。環境への配慮を維持しながら、より高度な機能を搭載することで、次世代のポータブルストレージとしての地位を確立できるだろう。

参考サイト

  1. ^ ADATA (Japan). 「ADATA Unveils Industry’s Most Compact Dual-Connector External SSD SC730 - ニュース | ADATA (Japan)」. https://www.adata.com/jp/news/1202/, (参照 25-03-15).

※上記コンテンツはAIで確認しておりますが、間違い等ある場合はコメントよりご連絡いただけますと幸いです。

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