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日本IBMが2025年AI戦略を発表、AIサービス・インテグレーターとしてビジネス価値創出を加速

text: XEXEQ編集部
(記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります)


記事の要約

  • 日本IBMが2025年のAI戦略に関する説明会を開催
  • IT変革のためのAIソリューションの最新状況を報告
  • 今年のAI戦略方針と重点施策を発表

日本IBMが2025年AI戦略説明会を開催しAIソリューションの今後の展開を発表

日本アイ・ビー・エム株式会社は2025年3月13日、2025年のAI戦略に関する説明会を開催し、昨年3月にリリースした「IT変革のためのAIソリューション」を含むAI領域での最新の取り組み状況について報告を行った。また同社は2025年のAI戦略方針および重点施策についても発表を実施している。[1]

説明会ではIBMの基盤モデルGranite 3.2の最新機能として、推論を強化するための思考連鎖機能の搭載や安全性と深い推論を必要とするタスクでの高い性能の実現について詳細な説明が行われた。また目的に適したモデルをチューニングすることで性能と経済効率を両立させることが可能となり、業務特性やシステム要件に応じた最も経済合理性の高いAIの組み合わせを実現できる点も強調された。

日本IBMは2025年を「AIをビジネス価値に転換する年」と位置づけており、AIサービス・インテグレーターとして顧客がAIの能力を迅速かつ安全にビジネス価値へと転換する懸け橋となることを目指している。また重点施策として「オープンなAIプラットフォーム・サービスの提供」「IT変革のためのAIソリューションを本番環境に適用・拡大」「AIパートナーシップでAI+への変革を顧客と共に加速」の3つを掲げている。

日本IBMの2025年AI戦略まとめ

項目 詳細
説明会開催日 2025年3月13日
主要ソリューション IT変革のためのAIソリューション(2024年3月リリース)
基盤モデル Granite 3.2(思考連鎖機能搭載)
重点施策 AIプラットフォーム・サービス提供、ソリューションの本番環境適用、AIパートナーシップ推進
目標 AIサービス・インテグレーターとしてビジネス価値創出を支援

AIサービス・インテグレーターについて

AIサービス・インテグレーターとは、企業のAI導入を総合的に支援する専門事業者のことを指す。主な特徴として以下のような点が挙げられる。

  • AIソリューションの選定から導入、運用までを一貫してサポート
  • 業務プロセスの分析とAI活用による最適化を実現
  • セキュリティや法令順守などのガバナンス体制を確立

AIサービス・インテグレーターは顧客企業のビジネス課題を深く理解し、最適なAIソリューションを提案・実装することで、AIの効果的な活用を支援する役割を担っている。日本IBMは基盤モデルGranite 3.2の機能強化や重点施策の実施を通じて、AIサービス・インテグレーターとしての機能を更に強化していく方針だ。

参考サイト

  1. ^ IBM Japan. 「IBM Japan Newsroom - ニュースリリース」. https://jp.newsroom.ibm.com/2025-03-12-ibm-expands-granite-model-family-with-new-multi-modal-and-reasoning-ai-built-for-the-enterprise, (参照 25-03-17).
  2. IBM. https://www.ibm.com/jp-ja

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