ブロックチェーン

BLOCKCHAIN

公開：2025-03-19

extra mileとCryptoGamesが戦略的パートナーシップを締結、Web3プラットフォームXross Roadで日本発IPのグローバル展開へ

text: XEXEQ編集部
（記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります）

記事の要約

• extra mileとCryptoGamesがXross Roadで戦略的パートナーシップを開始
• IPコンテンツのグローバル展開を目指すWeb3プラットフォームを展開
• 両社の強みを活かしたIPライセンス取り扱いとブロックチェーン基盤の運営

Web3プラットフォームXross Roadの戦略的パートナーシップ契約締結

extra mile株式会社とCryptoGames株式会社は、IPコンテンツを展開するWeb3プラットフォーム「Xross Road」における戦略的パートナーシップ契約を2025年3月17日に締結した。Xross Roadは日本発のIPをグローバル市場でマルチメディア展開するプラットフォームとして、キャラクターや小説から段階的にゲームやアニメまで拡大していく方針だ。^[1]

ブロックチェーンゲーム分野でグローバルな実績を持つCryptoGamesは、プラットフォーム運営におけるブロックチェーン基盤の開発・運用を担当することになった。一方、2021年からブロックチェーン事業を展開してきたextra mileは、IPコンテンツのライセンス取り扱いを主導する体制が整えられている。

この連携により、日本発のIPをWebtoonやライトアニメなど多様なコンテンツとしてグローバルに展開することが可能になった。既存の有名IPの展開に加え、新たなIPの成長や創出を支援することで、IP市場のさらなる活性化に貢献していく方針が示されている。

Xross Roadの概要

Xross Roadの詳細はこちら

Web3について

Web3とは、ブロックチェーン技術を基盤とした次世代のインターネット環境を指す概念であり、主な特徴として以下のような点が挙げられる。

• 分散型のネットワークによる非中央集権的な運営
• ブロックチェーン技術による取引の透明性と安全性の確保
• トークンエコノミーを活用した新しい価値創造の仕組み

Xross Roadでは、Web3の特徴を活かしてIPコンテンツの権利管理や収益分配を透明化し、クリエイターとユーザーの双方にメリットのある環境を構築することを目指している。ブロックチェーン技術を活用することで、IPの価値をより公正に評価し、グローバルな展開を効率的に進めることが可能になるだろう。

Xross Roadに関する考察

Web3プラットフォームを活用したIPコンテンツのグローバル展開は、日本のコンテンツ産業に新たな可能性をもたらすものとして期待できる。ブロックチェーン技術による権利管理の透明化は、クリエイターの権利保護と適切な収益分配を実現し、持続可能なコンテンツ創造のエコシステムを確立する可能性を秘めている。

一方で、Web3プラットフォームの普及には、ユーザーの技術理解やセキュリティ面での課題が存在している。これらの課題に対しては、段階的な機能の展開とユーザー教育の充実が重要になるだろう。また、各国の規制対応や法整備の進展を注視しながら、適切なコンプライアンス体制を構築することも必要不可欠だ。

将来的には、NFTやメタバースとの連携により、IPコンテンツの新しい楽しみ方や価値創造の可能性が広がることが予想される。Xross Roadには、日本のIPコンテンツのグローバル展開を加速させるプラットフォームとして、業界全体の発展に寄与することが期待できるだろう。

参考サイト

1. ^ PR TIMES. 「extra mileとCryptoGames、IPコンテンツを展開するWeb3プラットフォーム「Xross Road」における取り組みを開始 | extra mile株式会社のプレスリリース」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000100767.html, (参照 25-03-19).

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